鱒釣堀競技 ”者” Stanの備忘録。

夏は渓流、冬は鱒釣堀大会。
鱒族中心に季節が過ぎてゆく、
私の独り言&備忘録。
タイトルは、トラエキ復活まで。

ジギング2011

2011-08-25 22:39:08 | 海釣り
前回記事のトローリングの翌週。
夏恒例のオフショアジギングに行ってきました。

昨年の記事を振り返り,
やはり,繊細タックルも重要だな!と,,,。
より細いライン,フォーリングのアタリがとりやすいという,
ベイトタックルを新調するにあたり,
”プロジェクトM”なる一人企画(笑)を立ち上げ,
30年近く前の,DaiwaのMillionaire4HMを整備して,この日に臨みました。
ロッドは,メジャークラフトのコスパロッド。
穂先~胴までは,鱒釣堀竿のような張りのなさ。。。ホントに大丈夫なの?

同行は,

彼が釣れていなければ,諦めもつくでしょう。。。
という存在の,例年同行いただいている杉本さん,

そして,今回は,
私がオフショアに足を踏み込むキッカケを作ってくれ,
改めて原点にかえった釣りをしたい思いでの,誘いに応えてくれた,
ご存知,瑞浪のユキさんと,お仲間2名
(遠く,関西からの遠征。。。あ,私も信州からか,,,(笑))

私のベイトタックルデビューには万全の,
”釣って見せてくれる”先生方ばかりで,心強い限りです。

さて,実釣は,,,。
前日のタイ曝釣!!は,何処へ行ったのでしょう??
"厳しい"一日でした。

最初のツバス狙いには,少し間合いをとったり,スピードを緩めてしまうと,
エソが入れ喰い。。。
余りに釣れるので,エソマッチが成立してしまう状態。
(帰宅後,獲れたツバスの胃にはイカナゴが。細い系統のジグが正解だったのか?)

では,狙いを変え、繊細な釣りでアジなど。。。
ついに,4HM投入。
着底。確かにわかりやすい。そして巻き上げ。

アレ??。。。。おや??。。。。。ナンダ???。。。。これ?。。。。。

当時のハイギヤードとはいえ,糸巻き量が少ないのは承知。でも,
巻きながらのアクションが,非常につけ辛い。。。鱒釣堀竿のような竿調子も災いして,
巻き,アクション,ロッドのたわみ,糸ふけ,フォール,総ての動きがバラバラ。。。
水中ではさぞ,怪しい動きをしていたことでしょう。。。

ユキさん曰く。。。”ハンドル,短すぎやで~!”

あ。。。
そういうことですか。。。(泣)

この組み合わせ,タイラバなぞをユックリ巻くには適しているようですが,
動かし,止め,魅せて,動かし,,,のジギングには,
竿の動きにハンドルの巻きの動き(直径)が小さすぎ,
緩急のメリハリのある巻きが出来ないようです。
(巧い人なら全く問題ないのでしょうが。。。)

それ以降,いつものスピニング一本竿を手放さなかったのは,言うまでもない。。。

”プロジェクトM”,不成立です。

その後,タチ狙い。。。
今年のタチは大きくて指4本。
フォーリングにちょっかいを出すことが多いようで,
スパっと切られたり,テールやアシストのトリプルにスレてくるのが多く,
イマイチ。。。
フォーリングで積極的にあわせる杉本さんは,結構獲っていますが,
私のベイトタックルでは振れるジグの重さではないので,
スピニングでポツリポツリ程度。。。
タチだから,余り動かす必要もないので,少し無理してベイトタックル復活。
!! 釣れました。

"プロジェクトM”ようやく成立です。

その後は水深100m弱が続き,私のスピニングタックルでは
バッキングラインまで出てしまい,(準備不足です!!)
先ほどのタチ狙いで重量級ジグをロストしたこともあり,
攻める手立てもなく時が過ぎました。。。

その後,帰投方向に船は向き,段々水深が浅くなり,40m前後が続きました。
いよいよ念願の,タイのタナです。。。

数流しで,何かがヒット!! でも,リーダーすっぽ抜け。。。

タチのように切られたわけではなく,重量感のあったバラシ。
タイでしょう。きっと。

焦らず,慎重にリーダーを結びなおし,電車結び。。。ですが?なにか??(笑)

さらに数流し目。。。 底10mくらい切ったところで,P-BOY120gに,きました!

先ほどのバラシで少し(釣り方が)イメージできていたので,慌てず,騒がず。

一年ぶりのタイの引きを味わいながら,獲れたのは50センチくらいの,
養殖モノのような,くすんだ色の残念なタイでした。

でも,この日,船中で獲れた大きめのタイは,これだけ。
鱒釣堀で,一人だけ曝釣!! 
ていうのにも似た,恍惚,,,自惚れですね。たぶん。(笑)

その翌日の同じ船では,タイ,大曝釣!!! こういうヒもあるわね。


折角のベイトタックルデビューで,
ユキさん,杉本さんからテクをイタダく機会がありながら,
あまりに好ましくないコンディションのため,それが適わなかったのは
非常に残念でした。

でも半日,おおらかに,愉しく過ごせました。
同行いただいた皆様に,感謝です。

鱒釣堀で,研ぎ澄ませた釣りをするのも一興ですが,
集中力が続かないコノ時期,海,川に足が向いてしまう私が居ます。

昨年のトライアル終了時に,来年釣りをしているイメージが出来ない。
などと書きましたが,
その後の震災,原子力事故,終わりの見えない汚染と風評被害。。。
それでも相変わらず,私は釣りを愉しめています。
ありがたいことです。。。つくづく思います。

今期,トラキンが開催されるのか?(するのでしょうが)
季節柄,そろそろ気になりはじめました。。。
でも、あと1回くらいは海の男に戻りたい、今日この頃です。