鱒釣堀競技 ”者” Stanの備忘録。

夏は渓流、冬は鱒釣堀大会。
鱒族中心に季節が過ぎてゆく、
私の独り言&備忘録。
タイトルは、トラエキ復活まで。

agrobati

2009-06-22 23:41:53 | その他
ダンボールの底から、発掘しました。

「あぐろばてい」 です。

さて、何か分かりますか???

左の丸の絵は、お祈りする人で、「トレードマーク」だそうです。
右の丸の絵は、この会社の偉い人でしょう。。。
ご丁寧にも、箱の両側はこの偉い人の顔写真で封印が施されています。

コレのおかげで、あの頃の記憶がマイルドに蘇り、懐かしい空気に包まれ、
前日記事の、もやもや、イライラが、緩和されました!

かれこれ、15年。
彼の地は、今、どうなっているのかなぁ。。。

あ、そうそう、、、。

コレは、お香です。

15年経って記憶は薄れても、コレは別物です。
一旦火を点すと、甘く、清冽。濃厚な香りが漂います。
その瞬間、一気に記憶の手がかりを覚醒させてくれます。

村の乾期の朝早く、バス停では暗いうちからガヤガヤ人が行き交い、そのなかを、お構いなしにクラクションを鳴らして通り過ぎるトラックやバス。負けじとベルを鳴らし、存在を示すサイケル。2スト音とオイル臭を撒きながら地を這うベビータクシー、ユラユラ煤けた灯かりを灯すケロシンランプの香り。飯屋では朝飯のプリを揚げる香ばしい香りと、炎の轟音。。。そんな喧騒のなか、チャドールに包まってビリーを咥え、時にはチャを飲み、何をするともなく寡黙に流れを見つめるおじいさん。。。日の出前に、一斉に響く、アザンの澄んだ声。。。

あの日の、あの場所に居た自分も見つけることが出来ました。
なにもかも、懐かしく、ここでは想像もつかない世界の夢物語のようです。