●素老日誌 2010.10.20.(リハビリ日誌 33日目)
今日は、整体の岡先生が来て下さる。
私が行ったときは、
母は、久しぶりに眉間にしわを寄せて、
体を硬直させて座っていた。
これだ!
脳梗塞を起こす前、
この表情がきつくなってきていたのだ。
これは、要注意のサインだ。
整体の施術後、
お昼ご飯も食べずにすやすやと眠り始めた。
そして、一眠りして目覚めてこう言った。
「もう今日は、何にもせんと、バカみたいに寝たいの」。
そして、お茶だけ飲んで、気持ちよさそうにまた眠りに就いた。
「もう今日は、何にもせんと、バカみたいに寝たいの」。
これは、
元気なときの母の休養宣言の決まり文句なのだ。
本当に休んだ方がいいのだろう。
考えてみれば、
ここのところ、行事がたくさんあった。
近いところから、振り返ってみると・・・
母の誕生会、
入院後初めての入浴、
お仲間の葬儀、
国魂神社での合唱(初めての外出)
確かに、これは疲れていても当然だわ。
だけど、そんな状況でも
緊張していると眠れなくて、疲れがたまっていくのだ。
人間誰しもそうなのではないだろうか?
施術の効果だろう。
今日は心身ともに深部から休ませてもらえそうだ。
ゆっくりと眠ってな。
明日は、お母さんの誕生日よ。
お気に入りのお店に
お茶とケーキを食べに行くのよ。
明日出かけられますように。