7月27日(日)より
● 自分の子どもに注意をしない。
この合宿では、毎年心がけていることがあります。
「自分の子どもに注意しない」。
日頃なら出す口をちょっと閉じてみましょう。
他人の目を気にして叱ることは止めてみましょう。
他人の考え、感じていることに
耳を傾けてみましょう。
そんな思いから、皆さんの了解の下で
毎年実行しているそうです。
●子どもはちゃんと学んでいる
合宿二日目、こんなことがありました。
おもちゃの車に3歳の女の子が乗って、
男の子が押して遊んでいるとき・・・
「いたいー!」と女の子の泣き声。
おもちゃの車に足がはさまったのでしょうか?
女の子は、お母さんの膝で泣きじゃくって、
どうなったのか事情を聞くこともできません。
男の子は、心配そうにずっと座って見守っています。
女の子は、泣き止むと
「だいじょうぶ!」とまた男の子と遊び始めました。
「車の下に足を入れちゃだめだよ」
「うん」
子どもは、ちゃんと経験から学んでいるのですね。
●他のお母さんの気持ちは?
その後、このような問いかけがありました。
「この場だから、うまくいきましたけど、
日頃は、こうは行きません。
どうしたらいいでしょうか?」
そこで、
「それぞれ親はどんな気持ちでいたか」
「他にどんな接し方があったか」
とお互いに聞きあうことから、
「子どものトラブルを通して、親同士のつき合い方」
まで話をすることができました。
●子どもがいるからこそ学べる空間へ
「合宿」だと、共に過ごす時間が長いので、
子どもの問題、成長が見えやすくなるのですね。
また、大人がたっぷり話すこともできます。
「子どもがいても大人が学べる空間」であり、
「子どもがいるからこそ学べる空間」にもなる..
これこそ、子連れ合宿の醍醐味(その2)!
2・3時間の講座ではなかなかできないことです。
●六甲は、三重から遠くないかも
集合場所までは、津から2時間半。
幼稚園児くらいであれば、
電車のお出かけもできて、結構楽しいかも。
三重県は遠いからと思っていましたが、
来年は、もう少し身近な人に声をかけてみようかな。
日頃よく考えていらっしゃる上に、
どんどん気づきを得ていかれる参加者の姿に、
私が刺激を受け、もっと勉強したいと思いました。
実り多き合宿に
スタッフ参加させていただけたことに感謝です。