すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

子どものトラブル・・・親はどう関わる?

2008-09-02 | セミナー・イベント

7月27日(日)より

● 自分の子どもに注意をしない。

この合宿では、毎年心がけていることがあります。

「自分の子どもに注意しない」。

日頃なら出す口をちょっと閉じてみましょう。
他人の目を気にして叱ることは止めてみましょう。
他人の考え、感じていることに
耳を傾けてみましょう。

そんな思いから、皆さんの了解の下で
毎年実行しているそうです。

●子どもはちゃんと学んでいる

合宿二日目、こんなことがありました。

おもちゃの車に3歳の女の子が乗って、

男の子が押して遊んでいるとき・・・

「いたいー!」と女の子の泣き声。

おもちゃの車に足がはさまったのでしょうか?
女の子は、お母さんの膝で泣きじゃくって、
どうなったのか事情を聞くこともできません。

男の子は、心配そうにずっと座って見守っています。

女の子は、泣き止むと

「だいじょうぶ!」とまた男の子と遊び始めました。


「車の下に足を入れちゃだめだよ」

「うん」


子どもは、ちゃんと経験から学んでいるのですね。

●他のお母さんの気持ちは?


その後、このような問いかけがありました。

「この場だから、うまくいきましたけど、
日頃は、こうは行きません。
どうしたらいいでしょうか?」

そこで、
「それぞれ親はどんな気持ちでいたか」
「他にどんな接し方があったか」

とお互いに聞きあうことから、

「子どものトラブルを通して、親同士のつき合い方」

まで話をすることができました。

●子どもがいるからこそ学べる空間へ 

「合宿」だと、共に過ごす時間が長いので、
子どもの問題、成長が見えやすくなるのですね。
また、大人がたっぷり話すこともできます。


「子どもがいても大人が学べる空間」であり、
「子どもがいるからこそ学べる空間」にもなる..

これこそ、子連れ合宿の醍醐味(その2)!

2・3時間の講座ではなかなかできないことです。

●六甲は、三重から遠くないかも

集合場所までは、津から2時間半。

幼稚園児くらいであれば、
電車のお出かけもできて、結構楽しいかも。

三重県は遠いからと思っていましたが、
来年は、もう少し身近な人に声をかけてみようかな。

 


日頃よく考えていらっしゃる上に、
どんどん気づきを得ていかれる参加者の姿に、

私が刺激を受け、もっと勉強したいと思いました。

実り多き合宿に

スタッフ参加させていただけたことに感謝です。

コメント
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