ターボの薩摩ぶらり日記

歳時記を念頭において

指宿

2011年09月08日 | 俳句雑考


JR
指宿枕崎線の人気列車「なのはな号」に乗って、指宿をめざした。画像は7日、車内から写す。 


  なれそめは帰省列車の手弁当      定 行


いろいろあって、手弁当は愛妻弁当へ発展。

 

 

               男根

 

 

指宿駅前に足湯があり、余すところなき男の裸像が立っていた。浸かっている婦人は、目のやり場に困っているようだった。

 

   初日粛然今も男根りうりうか        楸 邨


りうりうの漢字は隆々かと思ったが、広辞苑によるとその旧仮名はりゅうりゅう。りうりうは「太刀や槍を勢いするどく振りまわすさま」
だそうだ。


              船
  

小さな港があって、船が停まっていた。

 

  涼源は停泊船の装飾燈      勝 夫


長崎あたりでの旅吟だろうか。