ターボの薩摩ぶらり日記

歳時記を念頭において

錦江湾

2011年09月25日 | 俳句雑考

    私道のような細道を降りると、眼前に錦江湾がひらけ、大隅半島が霞んでみえた。画像は24日、鹿児島市平河町で写す。

      半島のだく一の鰤場かな      一 水 

大隅半島ではハマチの養殖が盛んだと聞いたことがある。

       蕎麦処

 

  街道沿いに蕎麦処の大きな看板が立ち、すこし離れたところに水車のある茅葺か藁葺の二棟の家があった。

    蕎麦や昔ながらの立場茶屋    昭 爾

駕籠舁が休憩した茶屋だろうか。

        桜島

 

    レストランの庭の椰子並木越しに桜島がみえた。

               一の眺めを肴年忘れ            鬼  房

     海の幸中心の忘年会。