ターボの薩摩ぶらり日記

歳時記を念頭において

小さき鳥

2009年12月23日 | 俳句雑考

頭上で目白の声がするので、仰ぐと民家の庭木を枝移りしていた。
庭木には辛夷のつぼみが膨らんでいた。画像は22日、鹿児島市谷山中央で写す。

   花辛夷よりも小さき鳥が来て       尚 毅

作者は小鳥の名を知っていたとしても、余情を重んじてか、季重りを避けるために明記しなかったのだと思う。