須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

団地の樹木回復に向けて

2015-07-30 06:14:49 | 樹木
2015年7月30日 <父>

朝、バス停に向かう途中、クスノキの周辺が囲われて幹の下部が布で覆われていました。
一体何が起こってのかと思ったのですが、すぐに衰弱した樹木の回復実験が始まった
とわかりました。
幹に穴を開け、メネデール樹幹注入液をセットしています。成分の二価鉄イオン
で光合成機能を高め、植物ホルモンの活性化で木がより元気になるそうです。



植えられてから27年経っていますが、何とか生きている状態で樹木全体が
葉で覆われた記憶がありません。剪定をしたこともありません。
これで元気になるといいのですが。



すぐそばにあるドンダンツツジの植栽。子ども達のトンネル遊びに使われ、
ずいぶん枯れてしまいました。子どもの遊び場を奪うのは忍びないのですが、
3月に苗木50本を補植しロープで囲いがされました。
ドウダンツツジは成長が遅いのですが、数年すれば回復してくることでしょう。





夕方、同時期に開発されたお隣の団地の様子を見に行きました。
階段下の公園にあるクスノキはすごく元気。とても同じ木とは思えません。
植えられている土地の条件の違いでしょうか。斜面に植えられているクスノキは
元気が無いように感じられます。





お隣は、中央階段に沿ってカツラの木が植えられています。我が団地のクスノキと
比べものにならない程、元気に成長しています。カツラは湿った土地を好みます。
環境にあっているのでしょうね。





成長し過ぎたのでしょうか。強く剪定したカツラが枯れていました。大きくなる樹木は
20年30年先を読んで適切な場所に植えることが大切です。


 2015年7月28日 東京・稲城市にて リコーGRデジタル4
コメント
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