『ウラン兵器なき世界をめざして-ICBUWの挑戦-』
NO DUヒロシマ・プロジェクト、ICBUW・編/
NO DUヒロシマ・プロジェクト2008年
いろいろと知らないことが書かれてありました。
--ヒロシマ・ナガサキのことで活躍されている人たちも参加されています。

「[劣化]ウラン兵器とは何か?」 下「」引用。
「[劣化]ウラン兵器は、化学毒性も高い放射性兵器であり、無差別的被害をもたらす非人道的兵器である。」
なぜ、これを廃絶できないか?
--これも、お金のようですね。下「」引用。
「劣化ウラン兵器は、世界の武器貿易における主要商品の一つになっていて、兵器産業や兵器商たちが精力的なロビー活動を多くの国で行なっています。今、DUが実は危険物質であり、使用すれば、環境と人々に深刻な汚染を及ぼすことを認めれば、天文学的な財政的債務を負いかねないのです。」
[劣化]ウラン兵器製造国
・アメリカ、フランス、ロシア、インド、パキスタン、セルビア
イギリスは2003年まで。
[劣化]ウラン兵器保有国 20ヵ国
・アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国(以上、常任理事国)、イスラエル、ギリシャ、トルコ、サウジアラビア、バーレーン、オマーン、エジプト、クウェートなどの中東諸国、さらにインド、パキスタン、タイ、台湾などのアジア諸国。
・日本の沖縄など米軍関係……。沖縄の鳥島では1520発の米軍演習。
イラク戦争では、市街地でも劣化ウラン弾使用。
--ガンの発症率が増えているようだ。
「砂嵐で運ばれる劣化ウラン」
そしてナガサキからは口止め命令が……。下「」引用。
「森口貢 : -略-長崎平和推進協会から、「8項目については話すな」と言われました。劣化ウランについても、影響が実証されていないから話すな、という要請が出されました。何度かやり取りがあって、この「話すな」という要請は撤回しましたが、以前として、劣化ウランの影響は実証されていないと、政府の公式答弁と同じようなこと言っています。-略-疫学的データがこれだけあるのに、どうして放射性毒性は認められていないのでしょうか。」
湾岸戦争やイラク戦争の帰還兵も訴えています。
何なのか理解できない写真もありました。

上の写真の説明。下「」引用。
「これらの写真は[第24歩兵師団]の医務兵が撮ったものです。例えば、この写真を見てください。ブーツは残っているのに、肉体は消えてしまっています。劣化ウラン兵器によるものでしょうか。いいえ、私には何とも言えません。しかし、科学的調査がなされるべきです。50年代、ニュートロン爆弾の実験に関わったことがある人が、ニュートロン爆弾によるもののように見えると言われたことがあります。誰かが答えを知っているはずです。」
「サマワの自衛隊-子ども騙しのガイガーカウンター-」
--まさにそうですね。内部被曝の問題なのに……。
ヨーロッパの被害は「バルカン症候群」と呼ばれているという。
日本政府への要請は知らないという外務省。下「」引用。
「セルビア科学環境保護省が日本政府にも援助を要請したとのことでしたが、外務省はそうした要請は受けていないし、日本大使館がビンチャ核研究所を訪れたこともないとの返答でした。何もしようとしていないのです。わたしたちは、日本政府がユーゴやイラクでの劣化ウラン弾被害調査にもっと積極的に関わるように、外務省に申し入れを行いました。」
そして、丸屋博・医師も発言。下「」引用。
「丸屋 : 先にふれましたように、被爆前から被爆後もずっと助産婦さんだった人から聞いた話では、確かに出産についてはABCCに届けなければならなかったようです。しかし異常のある赤ちゃんが生まれても、親がどうしても届けたくないと主張したり、親が処理をのぞんだ場合もあったようです。」
index
「[2]ベルギー、劣化ウラン弾禁止へ-地雷、クラスター爆弾に続いて世界初-」というタイトルの文章もありました。
マルチメディア資料
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NO DUヒロシマ・プロジェクト、ICBUW・編/
NO DUヒロシマ・プロジェクト2008年
いろいろと知らないことが書かれてありました。
--ヒロシマ・ナガサキのことで活躍されている人たちも参加されています。

「[劣化]ウラン兵器とは何か?」 下「」引用。
「[劣化]ウラン兵器は、化学毒性も高い放射性兵器であり、無差別的被害をもたらす非人道的兵器である。」
なぜ、これを廃絶できないか?
--これも、お金のようですね。下「」引用。
「劣化ウラン兵器は、世界の武器貿易における主要商品の一つになっていて、兵器産業や兵器商たちが精力的なロビー活動を多くの国で行なっています。今、DUが実は危険物質であり、使用すれば、環境と人々に深刻な汚染を及ぼすことを認めれば、天文学的な財政的債務を負いかねないのです。」
[劣化]ウラン兵器製造国
・アメリカ、フランス、ロシア、インド、パキスタン、セルビア
イギリスは2003年まで。
[劣化]ウラン兵器保有国 20ヵ国
・アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国(以上、常任理事国)、イスラエル、ギリシャ、トルコ、サウジアラビア、バーレーン、オマーン、エジプト、クウェートなどの中東諸国、さらにインド、パキスタン、タイ、台湾などのアジア諸国。
・日本の沖縄など米軍関係……。沖縄の鳥島では1520発の米軍演習。
イラク戦争では、市街地でも劣化ウラン弾使用。
--ガンの発症率が増えているようだ。
「砂嵐で運ばれる劣化ウラン」
そしてナガサキからは口止め命令が……。下「」引用。
「森口貢 : -略-長崎平和推進協会から、「8項目については話すな」と言われました。劣化ウランについても、影響が実証されていないから話すな、という要請が出されました。何度かやり取りがあって、この「話すな」という要請は撤回しましたが、以前として、劣化ウランの影響は実証されていないと、政府の公式答弁と同じようなこと言っています。-略-疫学的データがこれだけあるのに、どうして放射性毒性は認められていないのでしょうか。」
湾岸戦争やイラク戦争の帰還兵も訴えています。
何なのか理解できない写真もありました。

上の写真の説明。下「」引用。
「これらの写真は[第24歩兵師団]の医務兵が撮ったものです。例えば、この写真を見てください。ブーツは残っているのに、肉体は消えてしまっています。劣化ウラン兵器によるものでしょうか。いいえ、私には何とも言えません。しかし、科学的調査がなされるべきです。50年代、ニュートロン爆弾の実験に関わったことがある人が、ニュートロン爆弾によるもののように見えると言われたことがあります。誰かが答えを知っているはずです。」
「サマワの自衛隊-子ども騙しのガイガーカウンター-」
--まさにそうですね。内部被曝の問題なのに……。
ヨーロッパの被害は「バルカン症候群」と呼ばれているという。
日本政府への要請は知らないという外務省。下「」引用。
「セルビア科学環境保護省が日本政府にも援助を要請したとのことでしたが、外務省はそうした要請は受けていないし、日本大使館がビンチャ核研究所を訪れたこともないとの返答でした。何もしようとしていないのです。わたしたちは、日本政府がユーゴやイラクでの劣化ウラン弾被害調査にもっと積極的に関わるように、外務省に申し入れを行いました。」
そして、丸屋博・医師も発言。下「」引用。
「丸屋 : 先にふれましたように、被爆前から被爆後もずっと助産婦さんだった人から聞いた話では、確かに出産についてはABCCに届けなければならなかったようです。しかし異常のある赤ちゃんが生まれても、親がどうしても届けたくないと主張したり、親が処理をのぞんだ場合もあったようです。」

「[2]ベルギー、劣化ウラン弾禁止へ-地雷、クラスター爆弾に続いて世界初-」というタイトルの文章もありました。
マルチメディア資料




