磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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明日へ わたしの証言

2008年02月08日 | 読書日記など
『明日へ わたしの証言』
  調布市原爆被爆者の会・編/
    調布市原爆被爆者の会1988年

この本はいろいろな方が書き手になっておられる本です。



中曽根康弘のことは、たびたび、このような本で書かれてあります。下「」引用。

「被爆国の首相にあるまじき発言
 先のベネチア・サミットで、中曽根首相(当時)は「核抑止力」論の立場から、またレーガンの代弁者としての核軍拡の旗振り役を果たすべく、世界唯一の被爆国の首相にあるまじき発言をしました。
 それは、アラスカに核を配備することを、レーガン大統領に進言したことです。これは、世界の世論が核廃絶を希望する中で、米ソの核廃絶交渉に進展のきざしのある中で、またアメリカにアラスカ核配備計画のまったくないのに、唯一の被爆国の首相がその流れに水をさす事をしたのです。私たち日本国民は、この発言にまたか、と思いました。口では核廃絶を唱えながら、行動は好核というこの矛盾に、憤りと怒りを覚えます。」


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この方はご自身で、日本の原発を強引にすすめたと威張っておられます。

先見のなさにボクはあきれもします。

それも、もう各国は将来が暗いというのに、この方は相も変わらず強引なのでしょうか?

風鶏といわれていたのに、将来性のない産業にじゃぶじゃぶ血税を投入していることを止めてくれないのでしょうか?

エコロジーでも、エコノミーでもないオール電化も、原発は二十四時間発電しないといけないから、深夜電力を使ったものだと安くなると聞きました。

ただそのオール電化をした人たちは、以上のようなことがあるので、料金をはらうのが少なくてすむので。エコというよりもエゴのオール電化ですね。


「疎開は広島、京都」というビラを米軍はまいていたという。京都も一時は原爆の投下目標だったという。一度に大量虐殺したいから、それを原爆の効果としたいから、こんなビラをまいたのでしょうか?

ここにも、毒ガスより非人道的な兵器を用いた計画的大量殺戮だったのか?

市役所勤務の方は、特配といったものがあったそうです。


ソ連の子ども達は平和教育を受けているという。下「」引用。

「--ソ連の子ども達は、世界の国々の歴史と子どもの生活を学ぶ中で、広島・長崎のことも知っており、千羽鶴を折り『原爆ゆるすまじ』をロシア語でうたっている。また、ソ連の学校では、九月一日、新学期第一日目の最初の授業が、平和の授業で始まり、多くの戦争体験者たちの話を聞かせるなど、反戦を子どもたちの日常の意識としてとらえさせる、適確な平和教育が行なわれている--とのことでした。」


各国の人たちは、どういう平和教育を受けているのでしょうか?

すこし興味を持ちました。

しかし、ソ連も平和教育の効果がないようですね?


アメリカでは以前、原爆神話を教えている方たちもいるそうです。





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