磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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高校生平和大使-ビリョクだけどムリョクじゃない!-

2008年10月01日 | 読書日記など
『高校生平和大使-ビリョクだけどムリョクじゃない!-』
    高校生1万人署名活動実行委員会・監修/
      高比良由紀・文/西川操・画/長崎新聞社2007年

高校生による「平和大使」がスタートして10年。
--マンガで、いろいろなエピソードが紹介されている。



計画したのは「ながさき平和大集会実行委員会」だったという。下「」引用。

「一九九五年、被爆五○年以後の「ナガサキ」には閉塞感が漂っていた。被爆者の高齢化や世界の核兵器を巡る状況がこのような比較的な見通しにつながっている。そんなおり一九九八年にインド・パキスタンの核実験が相次いで強行されるという衝撃的な事態が起こった。「ながさき平和大集会実行委員会」でも、行動するときではないかという議論が起こった。「なんとかしなければ」という思いが「国連に被爆地の声を届けよう」ということになった。そして、被爆地の願いを世界に伝えるための「高校生平和大使」派遣という計画が立てられた。計画したのは「ながさき平和大集会実行委員会」。長崎におけるほとんどの平和運動にかかわる団体が参加して市民参加型の象徴的な平和集会として「ながさき平和大集会」は存在していた。しかし、この集会を呼びかけた秋月辰一郎さんは当時病床に伏されていたし、「ながさき平和大集会」そのものも、高齢化などにより参加者が少なくなる傾向が続き、集会の存在意義が問われるようになってきていた。」

ジュノー博士の子息のところへ行ったという。下「」引用。

「今回は、高校生平和大使と共にジュノー博士のご子息への訪問をはじめ、国連での軍縮会議の傍聴やロマン・モレー部長との会談などに参加させていただきました。」

ジュノー博士の長男宅を訪れたさいに、窓の外には被爆アオギリ2世が植えられていたという。

国際司法裁判所も勧告的で止めていたら、怠慢だとボクは思う。下「」引用。

「この夏、国際司法裁判所(ICJ)が「核兵器の使用と威嚇は国際法に違反する」との勧告的意見を出して一○年を迎えた。核拡散防止条例(NPT)の第六条で、核兵器保有国に義務付けている「核軍縮への誠実な交渉」について、結果に達する義務を含む、として核廃絶への努力を促した。しかし、この一○年、勧告的意見に反して、核保有国は軍縮に取り組まず、NPTで定めた米ロ英仏中の五カ国以外にも、インド、パキスタン、イスラエル、北朝鮮、イランなど核抑止力に頼る国が現れ、核不拡散体制は崩壊の危機に陥っていた。」

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持っているだけで犯罪に何とかしてもらいたいものである……。

大量虐殺しかできない兵器なのだから……。
--そして、それ以後も多くの人を苦しめ……。
開発をするだけでも被害を及ぼすのだから……。

そして、環境破壊もしている兵器である……。

2007年4月17日、長崎市長銃殺事件のことも書かれてありました。







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