磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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岩波ジュニア新書260  新版ナガサキ1945年8月9日

2008年09月14日 | 読書日記など
『岩波ジュニア新書260
   新版ナガサキ-1945年8月9日』
     長崎総合科学大学平和文化研究所・編/岩波書店1995年

たくさんのことが書かれてあります。
ジュニアといっても難解のこともあげられていますしどうかな? と思うこともかなり書かれてあります。



この本にも永井隆批判が書かれていますが、どうも「祈りのナガサキ」よりも、よほど共産主義の人たちの方が大きな問題をもっておられるのではないでしょうか?

index

まあ、共産主義でもクリスチャンでもないボクはそう思います。
共産主義にしてもプルードンやヴェーユは好きな人物です。

ヴェーユは平和主義者として、ジョン&ヨーコの次に素敵かもしれません……。

本としては長崎の歴史などはよくまとまっていたから、わかりやすかったです。

そして「祈りのナガサキ」のことで、秋月辰一郎医師が「後日「“祈りの長崎”もまた大きな意味を持っている」と述懐したとあります。

ローマ法皇が原爆は人間というのは、異教徒もいる公的な立場として述べられたのであり、神の摂理を否定されたわけではないとボクは思います。

どうも、論争に勝ちたい人たちであって、平和をつくりだしたい人たちにはどうもボクには思えなかった。寂しい本ですね。

片岡津代さんのことが書かれてありますが、すばらしい女性ですよ。
いろいろなビデオや本にも登場されますが、尊敬に値します。
多くの日本人が失った日本人の美徳をもっておられます……。

この本↓でも、片岡津代さんの素晴らしさを知ることができますよ。
この表紙の人物が片岡津代さんだったとボクは思います。

被爆者 60年目のことば

こんなふうに書くと、片岡津代さんには重荷になるかもしれませんが……。








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