磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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未来へのビジョン-ヨーロッパの生協から学ぶ-III Making change?

2009年07月18日 | 読書日記など
『未来へのビジョン-ヨーロッパの生協から学ぶ-III Making change?』
   ラルフ・ネーダー(編著)/野村かつ子(訳・監修)/協同図書サービス1989年

外国では、住宅にまで手を出しているようだ……。
現在、どのようになっているのか?
--興味がありますが、まったく関わりのない生活をしています。



■目 次■
第1章 自分自身の部屋 西ヨーロッパ  3
  トーマス・H・スタントン、カート・トラウトマン
第2章 未完成の事業 アメリカ  73
  ミッチェル・ロフスキー
終章
 A  生協のジレンマ  135
  アンドリュー・シャープレス
 B 消費者運動の展望  151
  ラルフ・ネーダー
訳者あとがき 野村かつ子


住宅……。下「」引用。

「私たちは、コペンハーゲンで、新しい構想になる協同組合住宅団地をいくつか訪れた。」

フランス全国住宅組合連合。下「」引用。

「一九八五年に純粋な協同組合住宅を提供したのは、フランスでは全国住宅組合連合であった。連合傘下の二○○余りの協同組合は、フランス各地に二○万戸以上を所有していた。連合は年によって変動はあるものの、年一、○○○戸程度を供給している。フランスの年間新築戸数の一パーセントほどである。実際すべての協同組合住宅を合わせても、フランスの全住宅ストックの一パーセントにも満たない。」

アメリカの政治と消費者……。下「」引用。

「自称共和党保守派も民主党リベラル派もいずれも、それぞれのやり方で、消費者の積極的役割と展望を示すのに困難を感じている。政治的にいうと、この両派の間には消費者の権利に対する想定的な感受性の差がある。前者は後者よりも、消費者の安全を高め、消費者無視を減らすための政府の規制を嫌っている。だが現実にはリベラル派も企業の強い圧力に直面した場合、そうは熱心にその差を明かにしようとするわけではない。-略-」

ホームコンピュータ……。下「」引用。

「ホームコンピュータやテレコミュニケーション、有線放送(その他の関連伝送手段)の新技術が以上の考案を希望以上のものにする。-略-」

PCのことでしょうね……。

レーガン政権……。下「」引用。

「ワシントンDCではレーガン政権が、郵便サービス消費者グループを設ける立法に反対した。これはすべての世帯が年二回郵便によって請願を送付しようという試みである。レーガン政権は地域の月々の電話料金か今後ますます増大していくのに対処するため居住者電話消費者CUBをつくる懸案の立法にも反対した。新しい構想を求める叫びが高まっているにもかかわらず、議会のリベラル派は、少数の例外を除き消費者に権限を与えるこれらの構想に積極的にこたえていなかった--この構想は、納税者に負担をかけるわけでもなし、政府にまた新たな機関を設けようというものでもないのに。議会を覆う企業主義の党派を超えてのゆさぶりはあまりにも根深く、企業行動委員会(PAC)に支配されているので多くのリベラル派と現在の居心地のよい、--つまり業界に年季奉公の契約をとらえている状態から急に態度を変えさせるには、精力的な大衆活動の盛り上がりが必要となる。-略-」







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