磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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未来へのビジョン-ヨーロッパの生協から学ぶ-II Making change?

2009年07月18日 | 読書日記など
『未来へのビジョン-ヨーロッパの生協から学ぶ-II Making change?』
   ラルフ・ネーダー(編著)/野村かつ子(訳・監修)/協同図書サービス1989年

表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「ラルフ・ネーダーとヨーロッパの生協に関するラルフ・ネーダータスクフォース
 1934年コネチカット州生れ。消費者運動に新しいスタイルを提起したリーダー。1965年にGMの欠陥車を告発した『どんなスピードでも危険だ』をはじめ、食肉検査法など多数の実績がある。
 ラルフ・ネーダータスクフォースは、市民のための法律研究センターに設置された特別グループ。執筆者については文中に紹介。」



■目 次■
第1章 コインの裏側 デンマーク  3
  ドナルド・K・ロス、ディビット・ラングトン
第2章 ひとつの生き方 ノルウェー  39
  ドナルド・K・ロス、ディビット・ラングトン
第3章 変革 スウェーデン  61
  ゲーリー・デロス
第4章 ミグロスの春 スイス  115
  ルイス・J・シリコ・ジュニア
  (調査協力 ラッセル・モカイバー)


大きいことが悪い場合がある……。下「」引用。

「しかし大きいことが悪いこともある。たとえば、FDBの一九七七年の理事会は、経営提案の分析に謀殺され、新しい活動計画を立てるどころではなかった。規模が大きいと組織が不活発にのなり、変革を停滞させるし、トップ経営陣が組合員と直接接触することもない。このように希薄化された環境では、組合員の関心にこたえるよりも、賃借対照表やフローチャートに反応する方が簡単である。」

グローバル企業も同様だろう……。
--マンモス・企業……。

当時、新しい商売「ミグロス」……。下「」引用。

「ダットワイラーは、その新しい商売を「ミグロス」と名づけた。フランス語“demigros”の省略形で、“半卸売り”のことである。この名称はぴったりであった。ミグロスは、通常の利益率が二五パーセントであった時代に、八パーセントで売っていた。その後、利益率は増えていった。しかし、“半卸売り”哲学はミグロスに成功をもたらす屋台骨としてしばらく続いた。-略-」

輸入拒否……。下「」引用。

「輸入食品の添加物と不純物混入は、大きな問題となっている。たとえば「コープ・スイス」は、過剰な農薬汚染のために、フランスとイタリア産の農産物の二○パーセントを拒否しなければならなかった。また「コープ・スイス」は、砂糖と人工香料が入っていたので、イスラエルとブラジル産の濃縮オレンジジュースの輸入を拒否した。」










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