磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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B037.虫はすばらしい!

2005年10月25日 | 【小説】 レインボー...
III.手袋山

B037.虫はすばらしい!





 虫の歴史は人類より古いのである。そして虫は人間より、よほど強いのである。クマムシが五億年前から環境の激変に耐え「生きた化石」といわれている。

 それは、よほど人間よりも強いのである。乾燥に強いだけでなく、温度の高低にも信じられないほど強い。摂氏100度に6時間おき、それから水をそそぐとクマムシは24時間後に活動をはじめるという。

 そして低温にも強く、マイナス260度に長時間いれても氷がとけると生還する。さらに、真空にも強く放射線に対しても人の1000倍量の耐性があるというのだ。

 また虫は愛情深くもある。ユリカゴをつくる虫だっているのである。オトシブミの和名は、昔、恋文(こいぶみ)をまいて道に落とし、恋人にひろわせた「落とし文ぶみ」に由来するという。昆虫の名前のなかでは出色のものといえる。

 オトシブミの仲間にはいろいろあって、ゆりかごをつくる木の種類やつくり方、形に違いはあるが、葉をまいて子育てのゆりかごをつくる習性は共通しているそうだ。

 また超能力者のような虫もいる。ガガンボ、チョウバエ、ユスリカ、リンゴワタムシなどは降雨の前に飛翔する。これらの活動に注意していれば降雨の予知が可能で、適中率は67パーセントであったと報告されている。

 またハナカマキリのように、ハナに化ける忍者のような虫もいる。そして魔法使いのおじいさんの大好きなアゲハチョウもまた忍者みたいである。

 孵化して間もないアゲハチョウの幼虫は、鳥の糞そっくりで、鳥などの天敵をあざむいているのだ。「糞だなんて、何よ」なんて、人間に言われそうだが、糞だからこそ、鳥は避けるのである。成長した終齢幼虫は食草(ミカン科食物の葉)と同じ緑色に変身して、まわりにとけこみ保護色となる。「まるで忍者! じゃないか」と魔法使いのおじいさんは感動する。

 また、敵に見つかったときは一転して威嚇作戦をとる。後頭部と胸のあいだに隠していた橙色の肉角(にくづの)をいきなりにゅっと出し、さらに強い臭気を発散させておどすのである。何という素晴らしいことだろうとおじいさんは思う。強烈に虫好きなのである。







閑話休題

世の中には奇妙に思える研究をされている方がおられます。

サナダムシの研究もその一つかもしれません。
サナダムシは寄生虫の一種ですね。
寄生虫はガンなどのように理性が低い動物ではなく、
寄生している相手を殺すような馬鹿なことしないともいう人がいます。
でも、体力を落としていればいいわけがありません。

サナダムシが花粉症にきくときいて、
どうしょうか迷ったほどでした。
しかし、医学的には効果は示されていないという方もいます。
また、ダイエットにもサナダムシと書く人もおられます。
なんか、怖い気もしてできません。(-_-;)

乳酸菌がきくときいてからは、
毎日飲料するようになり
花粉症はましになりました。
寄生虫より、乳酸菌をかうほうが
イメージもいいですね。

人間はどんな方でも、
細菌なしでは生きていけません。









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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
乳酸菌は (雨漏り書斎)
2005-10-24 23:42:21
お腹にはいいが歯には良くないといって、家人は娘共には飲ませませんでした。

歯をしっかり磨かせればいいじゃないか、と言ったのですが、ダメでした。

鱧男さん、歯は如何ですか?
返信する
キシリトール入りのはないんですか? (鱧男)
2005-10-25 19:12:47
一時、「乳酸菌【飲料】」は虫歯になると、確かにいわれていました。

「○ル○ス」とか「○ク○ト」などに砂糖が多く使用されているので、

そういわれていたと思います。



「乳酸菌」自体は虫歯予防になるといわれています。

http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/430nyusan.html

でも、すべての乳酸菌を検証したのか疑問ですよね?

ちなみに僕は無糖のヨーグルトを好んでいます。

ダイエットにもいいらしいです。



乳酸菌は世界にほこる日本の伝統色、

お漬物に入っているものがあります。



「○ル○ス」とか「○ク○ト」とかはキシリトール入りはないみたいですね。



>鱧男さん、歯は如何ですか?

骨でさえ寝た切り老人クラスと医者にいわれました。

それも五年前に……。

健康も失ってみて大切さがわかりますね。

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