磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

日本の原発は安全か

2008年10月02日 | 読書日記など
『日本の原発は安全か』
   赤塚夏樹・著/大月書店1992年

脱原発の人たちの本を読んでいると……。
--この本の安全はあてにはならないということになると思います。



固有の安全性があるというが……。下「」引用。

「この性質を「軽水炉の自己制御性」、「軽水炉の安全性をもつ」、「反応度が負である」などといい、このため軽水炉は万一事故が起きても、核分裂が制御能力を失って無制限に増える、いわゆる「暴走」するおそれがないという優点をもっています。」

これも否定されている人がいる……。
--もし、そうなら、どうして他国はこれを導入しないのか?
まったく理解できない……。
--事故の起こり方まで解説して、こうだから、起きないというものではなかったと思う。

多重防衛というのも……。下「」引用。

「多重防衛ということばはもともと軍事用語で、もし敵に第一線を突破されても、その後に第二、第三の防護線を敷いて敵の侵入を食い止めることだそうです。原発においても政府や電力会社は、「万一事故が発生しても何重もの壁で閉じこめるから、放射能が外に漏れて周辺公衆に被害を与えることはない」といいます。」

これが機能しているか?
チェックしないといけないし、現実には、それでも事故は起きている……。

「ヒューマン・ファクターは全原発業務を貫く」
--よくわからない表現。
すべて事故は現場でおきるから、すべて責任は現場の人間にあるといいたいのか?


裏表紙に書かれてありますが……。下「」引用。

「チェルノブイリ原発のような悲惨な事故は起こさない方途をさぐる。」

そんなことは書かれてなかったようにボクには思えます……。









index

目 次



エンタメ@BlogRanking



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。