磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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アサヒグラフ THE ASAHI PICTURE NEWS  1948年9月1日号

2007年04月25日 | 読書日記など
『アサヒグラフ THE ASAHI PICTURE NEWS 1948年9月1日号』
     朝日新聞社 1948年

永井隆博士の記事があるので、手にとった雑誌です。かなり古いので、紙が変質しています。



『原子病と闘う -永井隆博士の或る日-』というタイトルで2ベージに渡る記事です。

このアサヒグラフは、やはり永井隆博士が生きておられるのですから、『アサヒグラフ-特別増刷 原爆被害の初公開-1952年』より、四年も古いことになりますね。


日本の原水爆反対運動は、『アサヒグラフ-特別増刷 原爆被害の初公開-1952年』によって触発されはじまるといわれています。

それまでは、原爆の実相が理解できなかったという……。このころ、第五福竜丸事件もありましたね……。

博士が生きておられたときは占領下であり、原爆のこともプレスコードがひかれていたという。

原爆の実相を永井隆博士が書かれた『長崎医大原子爆弾救護報告』は、1970年。

『アサヒグラフ-特別増刷 原爆被害の初公開-1952年』より、18年後ですね。

占領下であっても、何でも書けたという論理を通そうとする人もいますが、それは無理だとボクは思う。



本紙特派員 記事 五百木 元
      写真 丸山 四郎



それにしても、博士は皮膚感覚がなくなっていくので、壁をさすっていたという。

まだ日本ではリハビリの概念の輸入はないころのことですね。

アメリカでもベトナム戦争でリハビリが強く導入されていきますね……。



アサヒグラフを見ていて、今の如己堂と違って、やはり生活感がありますね……。




他の本ですが、日本では、朝鮮戦争以後に「世界平和」をいう方はおられたけれど、それ以前にはいなかったと思うと書いておられる方もいます。それどころじゃなかったという……。







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