磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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【映画】夕凪の街 桜の国

2008年09月13日 | 読書日記など
WOWOW 2008年8月

【映画】夕凪の街 桜の国


NHK FMシアター「夕凪の街 桜の国」'06/8/5が素晴らしかったので、映画にも期待しすぎた感じがある……。

なかなか見ることができなかったので、ネット検索して感想などを読んでいたけど、そうだろうなあーと思うことがあった……。

でも、少しやり方を変えれば、その感想も大きく変るだろうとも思った。

物語をつくるとき、時系列でつくるとわかりやすいという。
--時間が流れていくままに、表現すると、それはわかりやすいだろう……。

この映画はその点でみていて、きつかった。

この映画をつくった人たちの思い入れは好きだ。

ただ、いろいろ盛り込みたいという意気込みがあったとしても、ラストがどうして『原爆の子の像』なのだろう……。

やはり、桜がせめて、そこに咲いていて欲しかった。合成でもできるだろうに……。

しかし、事実を生に伝えたい思い入れが強かったら、それも思い浮ばないものでしょうね……。

--ここまで、思いを込めてつくった力作なのだから、今からでも編集段階でいろいろできる。

たとえば、漫画のコマを入れるのもいい。

ナレーションを加えるのもいい。

--画像処理としては、過去の時代はモノクロにする。

そして、理解していくにつれて、カラーになっていく。

そんな手法もとれるだろう……。

--音としても、生の音ばかりで、耳ざわりが悪かった。

これも加工してほしかった……。

加工の仕方によっては、演出となり、イメージもかわるだろう……。

どの役者さんも、かなり努力されていたようにボクには思えます。

頭の中で編集していい作品だと思いました。

--映画の技術で意外にむつかしいのは、編集。
黒澤映画がすぐれているとは多くの点で思わないけど……。
黒澤作品の編集は天下一品です。

“やすきよ”の漫才が間であったように、編集は大きいのです。

そこに難があったとしても、これだけの思い入れをこめたのですから、仕方がないとも思います。



--最初にあの(石原慎太郎)都知事の推奨があり、大笑いしてしまいました。

ブラック・ユーモアでしょうか?

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夕凪の町 桜の国  
小説 夕凪の町 桜の国

NHK FMシアター「夕凪の街 桜の国」'06/8/5

田中麗奈さん


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