磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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憲法九条、あしたを変える-小田実の志を受けついで- 岩波ブックレット No.731

2011年05月01日 | 読書日記など
『憲法九条、あしたを変える-小田実の志を受けついで- 岩波ブックレット No.731』
   井上ひさし、梅原猛、大江健三郎、奥平康弘、加藤周一、沢地久枝、鶴見俊輔、三木睦子、玄順恵・著/岩波書店2008年

絶対平和主義……。



■目 次■
永久平和の道を 梅原猛  3
「全体小説」家、小田実を語る 大江健三郎  4
「人間チョボチョボ」の先進性 鶴見俊輔  12
実効性ある行動力を受け継ぐ 加藤周一  21
人々の力は、捨てたものではない 玄順恵  28
「恥ずかしくない国」とは戦争をしない国のこと 三木睦子  35
絶対平和とはなにか 井上ひさし  38
社会が動けば、司法判断は変わる 奥平康弘  46
今こそ市民の時代の底力を 澤地久枝  56
抄録 戦争、貧困、災害…。対抗すべき課題へ、「平和に生きる権利」の主張が今、ますます意味を持つ。2008年3月に実施された「九条の会」の講演会の様子を収録。


「絶対平和主義者」と自らを呼んでいた小田実。
--正義の戦争はありえない。

元自民党議員 箕輪登がイラク派遣は憲法違反と訴えた。下「」引用。

「北海道の小樽在住であった、自民党の元衆議院議員であり、かつて郵政大臣を務めた、そしていまは亡き箕輪登(みのわのぼる)という方をご存知でしょうか。箕輪さんは札幌地方裁判所にいち早く名乗りを上げて、イラク派遣は憲法違反であると申し立て、訴訟の原告となった。「自分は、自衛隊を個別的自衛権に基づいてわが国を守る、という必要最小限のものとしてあるからこそ、自衛隊に反対しなかった」というのが箕輪さんの持論です(箕輪登ほか『我、自衛隊を愛す 故に、憲法9条を守る』かもがわ出版、二○○七年、参照)。この方は防衛庁の政務次官まで務めた方で、軍人関係のことにもとても詳しい。その彼が訴訟を起こしたのです。彼にとっては「日本を守るためにある自衛隊」の枠から外れたわけでしたから。「何だ、これは?」と思ったことでしょう。
 その箕輪さんは、九条の会の有力なメンバーであったのです。つまり、九条の会というのは自衛隊は違憲の存在だ、という人だけではないのです。」

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