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原爆か休戦か-元韓国陸海空軍総司令官(陸軍大将)が明かす朝鮮戦争の真実-

2008年07月19日 | 読書日記など
『原爆か休戦か-元韓国陸海空軍総司令官(陸軍大将)が明かす朝鮮戦争の真実-』
   丁一権・著/日本工業新聞社1989年

帯に書かれてあります。下「」引用。

「本書は産経新聞に連載された「丁一権・元韓国首相は語る--38年めのソムパルソン(38度線)」(1988年6月25日~8月19日)に大幅に筆を加えたもので、李承晩大統領とマッカーサー元帥との交流、装備も不十分な韓国軍がいかに戦いぬいたのか--などについて、著者自らの見聞だけをもとに「朝鮮戦争」の真実をはじめて明らかにした。」




スローガン! 下「」引用。

「韓国が、挙国的に“反共”を国是のトップにかかげて、「六・二五を忘れるな!」と、叫び続けざるを得ない所以のひとつである。」

「リメンバー・パールハーバー」と同じ、復讐の論理なのでしょうか?

「ノーモア6.25」ではないようです。

相手を見下す……。下「」引用。

「「ハア、閣下!」
秘書はひと息ついて、
「共産カイライ(傀儡)軍が攻めて来ました」
と、告げた。」

ならば、韓国や日本はどうなるのか?

慰霊塔も愛国美談なら、戦意高揚に結びつけられるかもしれない……。下「」引用。

「日本・沖縄の旧戦場“魔文仁丘”にも“健児の塔”“ひめゆりの塔”などの学徒兵の霊を記念していると聞いているが、この裏項の旧戦場にも“戦没学徒忠魂塔”と号して、学徒兵千三百九十四柱の霊を奉ずる一基の慰霊塔が市西寄りの小高い丘の上にそびえている。」

金日成が自動車を捨てて逃げたという。下「」引用。

「因みに、金日成が捨てた車は、ボルガというソ連製の高級乗用車で、ソウルに送って保管していたが、ウォーカー中将の戦死(一九五一年十二月二十三日)後に未亡人に記念品として寄贈した。」

「蒼然! 中国軍現る」
--日本のあるイデオロギーの人たちは、中国は平和勢力であり、彼らの核兵器は平和の武器だそうです……。

そして、北朝鮮軍の敗走……。集団虐殺。下「」引用。

「国連軍が総反攻するまでの三カ月間、ソウルだけでも一日平均百余人がこの人民裁判にかけられたという。そして北朝鮮軍は、潰走しはじめてからは“集団虐殺”の方法をとった。そのいくつかを挙げると、
--泗川(南海岸)の刑務所で、公務員など二百人余りが刑務所ごと焼死
--湖南地方の全州など五カ所では数百人ずつが生き埋め
--敗走中の敗残兵二千余が原州を襲い、敗走の腹いせに無差別銃撃で市民二千余人を殺傷
--大田の刑務所では、二つの古井戸(深さ約三十メートル)に放りこまれた水漬け屍体を百余体発見
--任実では、キリスト教徒三百人を教会ごと焼死
と、酸鼻をきわめている。」

平和勢力の中国が支援する国がこんなことをするのでしょうか?

どちらも似たような、クラウゼヴィッツ人ですね……。

表題の意味はボクにはわからなかったです……。





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