磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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核なき世界を求めて 私の履歴書

2011年11月19日 | 読書日記など
『核なき世界を求めて 私の履歴書』
   ウィリアム・J.ペリー(著)/
     春原剛(訳)/日本経済新聞出版社2011年

こんな人たちが、平和をつくりだそうとしているなんて思ったら、どうかしているとボクは思います。
--劣化ウラン弾など問題があり、それを無視することもできない。アメリカ人で、平和活動をするということは、日本人よりもきつい部分もあるかもしれない……。



核なきなら、核エネルギーである原発もなくなさないとね……。

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帯には……。下「」引用。

「北朝鮮の核、中国の軍拡、日本の核武装に関するインタビューも収録。
核戦争寸前だったキューバ危機。その恐怖が核廃絶へと踏み出す第一歩だった。」

【アメリカ】ミサイル・ギャップ論。下「」引用。

「恐怖心に駆られた米国では一気に「ミサイル・ギャップ」論が勃興し、この後れを取り戻すために何らかの手段を講じるべきだとの論調が主流をなした。後にキューバ危機の際、国防次官となったポール・ニッツェは、対ソ核戦力の劣等を挽回する方策として、モスクワを射程距離に収める中距離弾道ミサイルを北大西洋条約機構(NATO)加盟国に配備することを提唱した。この提言に沿って、米国は一九五九年末にイタリアに三○基、さらにトルコに一五基の「ジュピター・ミサイル(射程距離二四○○キロメートル)」を配備したのである。」

【ソ連】ミサイル・ギャップ論。下「」引用。

「翌六二年、ソ連は米ソ間の“ミサイル・ギャップ”に埋める意味を込めて核爆弾を装着した弾道ミサイルをキューバ国内に配備することを決定した。」

ソ連がいっていることの方が事実で、アメリカはキューバ侵攻までした歴史もあることを忘れてもらってはこまる。都合のいいことはリメンバーだけど、ヒロシマ・ナガサキ・フクシマの傷は忘れるだろう。

ペンタゴン退任前も兵器を楽しむ……。下「」引用。

「-略-、私はF-117を継ぐ「第二世代」のステルス機、つまりB-2の開発にも着手している。それまでの常識を覆すかのような多面体の形状を改めるため、すでに説明しているように特殊コーティングなど新しい技術を導入したB-2では空気力学特性を十分に考慮した美しい機体に上げることができた。-略-」

教養ある野蛮人どもに、平和なんて無理です。

でも、教養ある野蛮人は金をもっているので、日経は従います。

そのためには、経済学も忘れる腐った経済紙……。








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