『ウェブは資本主義を超える 「池田信夫ブログ」集成』
池田信夫・著/日経BP社2007年
世の中の流れは、昔よりも早い気がします。それに追いついている人は何人いることやら、この著者はメディアという分野では、かなり時代の波に乗っておられるとボクには思えます。
1998年グーグル創業
2006年、売り上げ100億ドル、時価総額1400億ドル。
日本では、グーグル以上はトヨタ一社のみ。
さらに、グーグルの目指すものは、庶民に受け入れられるだろうとボクは思いました。
動画に関しても、日本ではMacじゃ無理なところもけっこうある……。
YouTubeはMacでも一応みられるし、ありがたいものです。
ウィキメディアのフルタイムの編集者は5人しかいない。
その管理は世界中に2000人いるというボランティアが。
--goo!には、自社のサイトにウィキメディアがある。
ボクはウィキメディアの記事がしっかりしているので、goo!にリンクできるようにしてくださいとメールをしたのを記憶している。
それに比べて大手マスコミのメルマガなどは、女子高生を手本にしているのかと思うほどです……。
格差社会を変えようという表現があり。下「」引用。
「今必要なのは、格差社会への不満をこんなところで晴らすことではなく、日本社会を変える建設的な方法を考えることだろう。」
後には日本は格差社会ではないという表現もある。
条件づけによってこれも変化するものだろうと思うが、このまま格差社会が続けば、日本にもテロリストが生まれるという方(=この本の著者ではない)がいます。
--しかし、赤軍派やオウムはとっくに出てきています。
「あるある大辞典」についても書かれてありました。
スポンサーの払った1億円の1割以下しか制作現場に渡らない。
驚きですね。
将来テレビはなくなるという方もいます。
これでは、テレビ局はなくなりますね。
制作現場は番組を流せる場で、よりよい収益を求めるでしょう。
2001年「女性国際戦犯法廷」というのを放送。
NHKには「チャイナスクール」と呼ばれる一派あり。
弁護人もつけない欠席裁判で昭和天皇を「従軍慰安婦を性奴隷にした」と有罪に。
--これは、民主主義の方法をとらないひどいことだとボクも思いました。
これだけでなく、NHKでは、「天安門事件で死亡者はなかった」というようなスペシャル番組もやっていましたね。
新聞の宅配制度はなくなるかもしれないと著者。
この本ではないが、電子ペーパーなるものも……。
新聞の未来を展望する-電子ペーパーは救世主となれるか-
見かけの視聴率というのも納得。
昔はテレビは一家に一台であったが、今は一家に2.5台。
PCや携帯をも含めればさらに多いのでは?
視聴率は世帯単位でしか出ないというので、水ましもいいとこ!
納得ですね。
「コピーワンス」は日本だけの制度。
地盤・看板・鞄をひきついで、政治とは利権を守ることと思っている二世・三世議員の多い日本ならではのことではないでしょうか?
--餅は餅屋といいますね……。
しかし、これもいくら締めつけても無理だとボクは思う。
まず、有名店にも、これを逃れる機械が売られている。
違法などと書いている人もいるが、CD-Rでも最初は違法と書く人はおられた。
同様の裁判がおこなわれれば、同様のことがあっていいかとボクは思います。
--素人の判断ですので、責任はもてませんが、ノーマルな法的判断なら当然そうなるのでは?
そして、CD-Rでコピーされたくないと、自社で開発したものを音楽CDに組み込んだ、世界のSONY。
それは世界では非難され、ウィルスを仕組んだとまで酷評されてましたね。
住基ネットとクレジットカードのことも比較されていました。
クレジットカードの番号が盗まれた事故はほとんどない。
住基ネットは400億円かけて、24時間勤務で警備しているが、数千円で売られているという。
「ゼネコン型」の産業構造がここでもあるという。
相変わらず、新しいことでもいつものことが行われているわけです。
年金の対策についても、費用がいくらかかったなどといわないのも、このことでやっているのではないかと疑っている人たちもいるようです。
事実は公開されていないので、わかりませんが……。
他にもいろいろなことが書かれてありました。
--刺激的な一冊かと思います。
池田信夫・著/日経BP社2007年
世の中の流れは、昔よりも早い気がします。それに追いついている人は何人いることやら、この著者はメディアという分野では、かなり時代の波に乗っておられるとボクには思えます。
1998年グーグル創業
2006年、売り上げ100億ドル、時価総額1400億ドル。
日本では、グーグル以上はトヨタ一社のみ。
さらに、グーグルの目指すものは、庶民に受け入れられるだろうとボクは思いました。
動画に関しても、日本ではMacじゃ無理なところもけっこうある……。
YouTubeはMacでも一応みられるし、ありがたいものです。
ウィキメディアのフルタイムの編集者は5人しかいない。
その管理は世界中に2000人いるというボランティアが。
--goo!には、自社のサイトにウィキメディアがある。
ボクはウィキメディアの記事がしっかりしているので、goo!にリンクできるようにしてくださいとメールをしたのを記憶している。
それに比べて大手マスコミのメルマガなどは、女子高生を手本にしているのかと思うほどです……。
格差社会を変えようという表現があり。下「」引用。
「今必要なのは、格差社会への不満をこんなところで晴らすことではなく、日本社会を変える建設的な方法を考えることだろう。」
後には日本は格差社会ではないという表現もある。
条件づけによってこれも変化するものだろうと思うが、このまま格差社会が続けば、日本にもテロリストが生まれるという方(=この本の著者ではない)がいます。
--しかし、赤軍派やオウムはとっくに出てきています。
「あるある大辞典」についても書かれてありました。
スポンサーの払った1億円の1割以下しか制作現場に渡らない。
驚きですね。
将来テレビはなくなるという方もいます。
これでは、テレビ局はなくなりますね。
制作現場は番組を流せる場で、よりよい収益を求めるでしょう。
2001年「女性国際戦犯法廷」というのを放送。
NHKには「チャイナスクール」と呼ばれる一派あり。
弁護人もつけない欠席裁判で昭和天皇を「従軍慰安婦を性奴隷にした」と有罪に。
--これは、民主主義の方法をとらないひどいことだとボクも思いました。
これだけでなく、NHKでは、「天安門事件で死亡者はなかった」というようなスペシャル番組もやっていましたね。
新聞の宅配制度はなくなるかもしれないと著者。
この本ではないが、電子ペーパーなるものも……。
新聞の未来を展望する-電子ペーパーは救世主となれるか-
見かけの視聴率というのも納得。
昔はテレビは一家に一台であったが、今は一家に2.5台。
PCや携帯をも含めればさらに多いのでは?
視聴率は世帯単位でしか出ないというので、水ましもいいとこ!
納得ですね。
「コピーワンス」は日本だけの制度。
地盤・看板・鞄をひきついで、政治とは利権を守ることと思っている二世・三世議員の多い日本ならではのことではないでしょうか?
--餅は餅屋といいますね……。
しかし、これもいくら締めつけても無理だとボクは思う。
まず、有名店にも、これを逃れる機械が売られている。
違法などと書いている人もいるが、CD-Rでも最初は違法と書く人はおられた。
同様の裁判がおこなわれれば、同様のことがあっていいかとボクは思います。
--素人の判断ですので、責任はもてませんが、ノーマルな法的判断なら当然そうなるのでは?
そして、CD-Rでコピーされたくないと、自社で開発したものを音楽CDに組み込んだ、世界のSONY。
それは世界では非難され、ウィルスを仕組んだとまで酷評されてましたね。
住基ネットとクレジットカードのことも比較されていました。
クレジットカードの番号が盗まれた事故はほとんどない。
住基ネットは400億円かけて、24時間勤務で警備しているが、数千円で売られているという。
「ゼネコン型」の産業構造がここでもあるという。
相変わらず、新しいことでもいつものことが行われているわけです。
年金の対策についても、費用がいくらかかったなどといわないのも、このことでやっているのではないかと疑っている人たちもいるようです。
事実は公開されていないので、わかりませんが……。
他にもいろいろなことが書かれてありました。
--刺激的な一冊かと思います。