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アスキー新書071 ロシア語られない戦争-チェチェンゲリラ従軍記-

2009年08月23日 | 読書日記など
『アスキー新書071 ロシア語られない戦争-チェチェンゲリラ従軍記-』
   常岡浩介・著/アスキー・メディアワークス2008年

表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「未曾有の経済発展を遂げるロシアの影で、表に出ない「闇の戦争」が行われている。
豊富な天然資源とプーチンという強力な指導者により未曾有の経済発展を遂げたロシア。だがその影で、けっして表に出ることのない「語られない戦争」が、いまでも行われている。紛争地帯の取材を続ける著者が、1年半ものあいだ行動を共にしたチェチェン独立派ゲリラ部隊での体験をもとに、ロシアの闇を暴く。」



「はじめに」で書かれてあります。下「」引用。

「アンナ・ポリトコフスカヤの著作『チェチェン やめられない戦争』(NHK出版)、そして、アレクサンドル・リトビエンコ著『ロシア 闇の戦争」(光文社)とそっくりというか、足して二で割ったようなタイトルの本ですが、内容はパクリではありません。
 ポリトコフスカヤさんとはすれ違いで、彼女の生きている間にお会いすることができませんでした。リトビエンコとは友人でした。2人ともプーチンを告発し続け、その果てに暗殺されました。-略-」

世界最古の民族チェチェン。下「」引用。

「チェチェン人がどこからきたのかわかっていない。世界最古の民族の一つであり、カフカス地域の先住民族だ。チェチェン人自身は自らを「ナフチョ」(複数型は「ノフチ」)と呼ぶが、これは「(旧約聖書の)ノアの民」の意味だ。彼らは世界でもっとも遅くイスラムを受け入れた民族で、それ以前には少数のゾロアスター教、土着宗教があったらしい。いつから、「ノアの民」と自称するようになったのかは不明だ。」

第二当事国・日本。
1999年第二次チェチェン戦争、経済制裁。
--ロシアに、日本と中国だけが融資を継続。特に日本は7億ドルもの追加融資。

ニュースは真っ赤な嘘だったという。下「」引用。

「2001年12月7日、グルジア政府は「パンキシ渓谷で誘拐され、チェチェン武装勢力の人質とっていた日本人ジャーナリストが、グルジア内務省部隊の特殊作戦によって5ヶ月振りに解放された」と発表した。ニュースはごく一部の例外を除いて、日本、旧ソ連、欧州各地でそのまま報道された。この日本人ジャーナリストとは私のことで、いうまでもなく、ニュースは真っ赤な嘘だった。私の所在と生死に関する情報を世界に隠し続け、日本政府の問い合わせにも嘘をつき通し、帰国を妨害したのは当のグルジア政府でね逆にこの5ヶ月私の身を守り、帰国にこぎつけてくれたのは他でもない、米ロやグルジア政府がテロリストと呼ぶチェチェン人イスラム戦士たちだった。」

ソルジェニーツィンでさえ。下「」引用。

「反体制文学者アレクサンドル・ソルジェニーツィンまでが、テレビで「チェチェン人と戦うために、ロシアは武器を手放してはならない」と発言し、戦意を煽った。」

「チェチェンで闘った日本人「聖戦士」ハワジ・ミナミ」

「聖戦士歌手 ティムール・ムツラエフ」
「Timur Mucuraev」でYouTubeで検索してみてほしいと書かれてあった。

ロシアの特務機関がチェチェン政府の信頼失墜を図っているという。











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