磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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百番目のサル 核戦争から人類を救う百番目のサルとは?

2007年12月16日 | 読書日記など
『百番目のサル 核戦争から人類を救う百番目のサルとは?』
   ケン・キース・ジュニア(著)/
      Y・モンキー(編)/佐川出版s59年

日本人をイエロー・モンキーと差別する白人。積極的な平和は「構造的暴力」をなくしていくこと……。別にサルではなく、人間でよかったと思う!




百番目を待つことが理性ある人たちのとった行動なのでしょうか?

そして、百番目のサルは来たのでしょうか?

人類を救う百番の目のサル……は来なかったのでは?

ヒーローを求める、いんちき社会アメリカらしいことですね。

大きな橋が落ちた事件が今年ありました。

そのときも、アメリカ人は、川に落ちた人を命がけで救った人をアメリカンヒーローにして、まるで祝い事のように楽しんでいました。

その原因として、橋まで民間委託しているというアメリカの行政……。

--そして、それをサル真似しようとする日本政府とそれにつらなる癒着企業……。

百番目のサルは救うサルではなく、ブッシュ猿という戦争好きのサルでした.

イラクの人を救うといいながら、多くの人を殺戮し、さらに多くの人を不幸にしています。

日本の福祉予算もずっとアメリカが軍事関係で脅しとっています……。

いいえ、日本だけでなく、アメリカの国民の福祉のお金もとり、その命をも間接的に奪っています……。

だれかに頼って平和がくるという、バカな考えは捨てて、ヒバクシャのように地道に考えて欲しいものです。

ヒーローではなく、きちんとした仕事を、きちんとした社会をつくることを考えてほしいものです。

こんなことも書かれてありました。下「」引用。

「日本にとっての最後の戦争が、核戦争の時代に入る前の、最後の戦争だったという事実はなんとう幸運な偶然でしょう! しかも、その戦いに負けたことによって、私たちは今後の人類が生き残っていくために必要なことを、世界の人びとに先がけて、数多く得ることができたのです。」

--あきれたものだとボクは思う……。

ブッシュ猿たちは、ブーツを見せろと強要し、核兵器を日本がもつなら、そのときビジネスをしようとまで、おそらく考えているでしょう……。おそらく、インドでしたように……。


--平和主義のヒバクシャが平和を救うというのはいいかもしれないが……。

アメリカン・ヒーローなんかじゃない!

おんなじ人間だ!

ねえ! ジョン・レノン!








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