磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ドゥ ユー ノウ サダコ?

2006年05月17日 | 読書日記など
『ドゥ ユー ノウ サダコ?』
      守屋淳子・著/よも出版2002年

佐々木禎子のことは映画にもなっているし、
テレビドラマになったこともあります。
しかし、知らない人はやはり知らないみたいです。



外国人からサダコを教わったという。下「」引用。

「この時、折り鶴を折り永ら原爆症で亡くなった少女佐々木禎子さんのことをまったく知らなかったのです。オーストリア人のジュニーが知っていたのに……」


外国人にサダコを知らないとて驚かれたという話も。同。

「日本人のホスト・ファミリーに『サダコ』のことについて知っていますか?」と聞きました。最後に二八才のり男の友達が「サダコって知らない」と言って、もっと細かく説明したら、それでも分からなかったので私はびっくりしました。でも、彼一人だけではありませんでした」

自分自身が知っていることが、
人間というのは全てですね。

それにしても、日本人よりも、
外国の方の方がサダコを知っているのかと、
驚きました。

カール・ブルックナーのことも書かれていますね。
井伏鱒二も「黒い雨」は代表作となっていますね。同。

「カール・ブルックナーの小説で現在も版を重ねているのはサダコだけ、ということです」

中国語版のサダコもあるという。同。

「エレノア・コアの“Sadako and the Thousand Paper Cranes”の中国語版もあり、また、アメリカの出版物で私がまだ出会ったこともない本二冊も出展されていました」

また、韓国語版もあるという。

日本でも英語の教科書であるそうです。同。

「“New Crown”(一九九六年度文部省検定済み)の中の'A School Trip To Hiroshima(広島への修学旅行)'に、サダコの記述があります」

ほかの教科書にもあるそうです。

“子どもたちの平和像”にも参加された方の
ことが書かれてあります。同。

「河原さんは、東京の子どもたちのメッセージと千羽鶴を持って一九九五年八月七日アルバカーキで行われた除幕式に参加しています。
 そして六年後に東京にも子どもの平和像が建ちました。運動を率先して行ってきた実行委員のメンバーを励まし、支えてきたのが河原さんです。
 子どもたちと河原さんの夢は世界各地に子どもの平和像を建てることだそうです。日本で二番目の像は、二十一世紀初の原爆記念日に広島で除幕しました」

シアトルにも像があるという。同。

「シアトルの平和公園には、等身大の“佐々木禎子さんの像”があります」

でも、残念なニュースもありましたね。

「サダコがロックになった日」というのが、
広島テレビで制作されたこともあるそうです。




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