磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

核軍縮・平和-イアブック 市民と自治体のために-2008

2010年08月07日 | 読書日記など
『核軍縮・平和-イアブック 市民と自治体のために-2008』
  梅林宏道・監修/
    ピースデポ・イアブック刊行委員会企画・執筆/
      ピースデポ2008年

やはり、米軍基地移転は国内外ともに反対があり、そんな簡単なものじゃないですね……。このころはまだ自民党(+公明)政権ですね。
環境問題などもあるし……。最近の政治家は平気でウソをつきますね。
「C5. 米空軍爆撃機、誤って核ミサイル搭載し飛行」--ヒューマンエラーはあるものですね。今年(2010年)、原発も計算を間違っていたとか……。やれやれ、核はこれだけでも危険すぎますね……。



DU(劣化ウラン)では初の国連総会決議。下「」引用。

「今回の決議において、米・英や、レバノン攻撃においるDU兵器使用が疑われるイスラエルの反対は当然予想されたことであった。一方、保有国のうち、非同盟諸国(NAM)加盟国のエジプト、サウジアラビア、クウェート、インド、パキスタンはそろって賛成票を投じた。これらの国々は、軍事作戦上DU兵器への依存度が低いことの現れかと思われる。」

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「C5. 米空軍爆撃機、誤って核ミサイル搭載し飛行」 下「」引用。

「07年9月5日の米『ミリタリー・タイムズ』(電子版)は、米空軍が核兵器管理に関するおそるべき失策を犯していたことを報じた。8月30日、B52戦略爆撃機が、核弾頭付きではないミサイルと取り違えて、核弾頭付き空中発射巡航ミサイル(ACM)を6発を搭載したまま、マイニノット空軍基地(ノースダコダ州)からバークスデール空軍基地(ルイジアナ州」まで、3時間半にわたって飛行したのである。-略-」

あってはならないと、権威主義でいっても、あるものですね……。

「C6. 米軍再編に新たな難題--グアムとイラク」 下「」引用。

「同じ公聴会で証言した先住民チャモロの女性リーダーは、軍増強は長年にわたるグアムへの差別的政策を象徴するものであり、受け入れられないと非難した。」

1「C8. イスラエルがシリア、イランの核施設を攻撃?」 下「」引用。

「国連安保理などの手順を踏まずに空爆することは、許すべからざる国際法違反の侵略行為である。しかも、イランにしてもシリアにしても、核兵器の開発計画をもっているとみなすことは早計であろう。これらの国々に、事実上の核兵器保有国であるイスラエルが、核兵器開発疑惑を理由に軍事行動をとる現状を、国際社会は厳しく批判する必要がある。公正な解決策として、すでに中東非大量破壊兵器地帯の構想が提案されている。」

「D8. 六ヶ所再処理工場、トラブルを繰り返す」

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「D10. 米兵犯罪が頻発--再び問われる日米地位協定」

被爆樹運動「被爆アオギリ2世と被爆クスノキ2世の希望自治体への贈呈」

ピースデポ、DMZ(非武装地帯)平和賞を受賞。







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フェミニズムと朝鮮

2010年08月07日 | 読書日記など
『フェミニズムと朝鮮』
   鈴木裕子・著/明石書店1994年

帯に書かれてあります。下「」引用。

「日本の女性たちは、
朝鮮植民地支配と侵略戦争に
いかに協力し、
いかに抵抗したか」



公娼制と植民地支配……。下「」引用。

「女性史のうえで銘記すべきは、台湾領有後、また朝鮮の事実上の植民地支配後、それぞれの地に公娼制を導入し、確立させていったことである。日本「内地」における公娼制をそのまま「外地」にもちんこんだのであった。ここには女の性をテコにした植民地支配の像が結ばれよう。」

伊藤博文内閣。下「」引用。
「こえて一八九三年六日、伊藤博文内閣は外務省訓令第一号を発し、「婦女を誘拐」し、種々の方法によって海外に渡航せしめ、「醜業」を営ませようとする「途を杜絶」するよう取り計らうべしとの指示をおこなった」

自らの胎内にひそむ差別主義……。下「」引用。

「女性差別を指弾し、女権拡張を叫ぶ『婦女新聞』は、みずからの胎内にひそむ民族差別性にたいし、徹頭徹尾、「不感症」であった。そして、このことは、ひとり『婦女新聞』にかぎらず、近代日本のフェミニズムに通底するものであった。」

菅野すが。下「」引用。

「一九一○年代の幕開けの年、一九一○年は周知のように「日韓併合」が強行され、他方、日本国内では「大逆事件」がおこり、一二人の無実の社会主義者・無政府主義者が権力の手にかかった。この天皇制テロルによって虐殺された唯一の女性、菅野すががいた。」

日露戦争と「売春」輸出。下「」引用。

「日露戦争の勃発(一九○四年二月)は「売春」業者たちを再び活気づかせ、暗躍させた。当時の『福岡日日新聞は、その一端をこえ伝えている。
「◎芸娼妓の渡韓続々 -略-」
 「芸妓」や「酌婦」に名を借りて、実際は娼婦たちを送り出し(輸出!)、大もうけをたくらんだのであった。当局もまた「遊廓公許」という形でこれに応えたのであった。」

「朝鮮における矯風会活動--仁川支部にみる」下「」引用。

「これでみる限り、朝鮮民衆が日本による植民地収奪政策の結果、「窮民」化するにいたったという認識は皆無である。」

「3 「婦女禁売」条約批准と朝鮮」 下「」引用。

「一九二五年一二月二一日、日本は、「醜業ヲ行ハシムル為ノ婦女売買禁止ニ関スル国際条約」および「婦人及児童ノ売買禁止ニ関スル国際条約」(以下「婦女禁売」条約と略記)をようやく批准した。」

「三沢千代野事件と「婦女禁売」問題」 下「」引用。

「-略-この女性の性的人権を公然と侵害した事件にたいし、水戸裁判所、東京地方裁判所、控訴院、大審院のいずれも「罪状軽微にして取上ぐるに足らず」-略-」

「日本当局、調査団の動静に戦戦恐恐」 下「」引用。

「この間、日本当局はジョンソン一行の動静に神経をとがらし、戦戦恐恐としていた模様で、出先機関に遂一、報告をおこなわせている。-略-」

除外と日本基督教婦人矯風会……。下「」引用。

「しかし、その場合でも、日本当局は、「用意周到」にも、植民地適用除外を付して、「婦女禁売」条約を批准していたのであった(本書九六ページ参照)。
 日本の廃娼団体である日本基督教婦人矯風会やその朝鮮支部が右の事情をよく知っていて、一九二七年、さきの「婦女禁売」条約における年齢保留撤廃をもって、「婦女」の国際売買問題に一応の区切がついいたとして、運動を取りやめたとしたら、千歳の禍根を残したといえよう。
 日本軍「慰安婦」政策が、朝鮮半島の若い女性を狙い打ちにして、日本軍首脳によって大々的に導入されるのは、この時からわずか七年後の一九三八年であった。」

婦人矯風会は知っていたのか? 下「」引用。

「当時の婦人矯風会の幹部や活動家が日本軍「慰安婦」制度についてよく知っていたかどうかは、彼女らがみな語らずして死去した今となっては確かめるすべはない、といえよう。ガントレット恒子や久布白落実らが戦後に著した自伝類もそれについてはいっさい触れてはいないのである。そのこと自体、不自然であり、不思議である。」

「3 婦人矯風会と「戦争責任」」 下「」引用。

「右のような戦争観・戦争認識からは、アジアの民衆に対する戦争責任意識は生まれない。-略-その人権の物差しに少しも歪みがなかったのか、性意識や対外認識(植民地認識など)に問題はなかったのか、天皇(制)や国家への認識は誤りはなかったのか、などについて冷静に分析し、問い直す必要があろうかと思われる。-略-」

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吉岡弥生=女子医学教育のパイオニア。下「」引用。

「とりわけ戦時中の婦人界における吉岡の位置は大きく重かった。いわゆる「支那事変」以降に限っても、吉岡は次のように多くの公職についた。
 国民精神総動員中央連盟評議員(一九三七年一○月)、大日本航空婦人会顧問(同年)、教育審議会委員(同年一二月)、精動中央連盟非常時国民生活様式改善委員会委員(一九三八年六月)、-略-国民精神総動員中央本部参与-略-大日本婦人会顧問(一九四二年二月)-略-」

吉岡弥生とナチス。1939年70歳の旅。下「」引用。

「総統ヒットラーのもと、ナチス婦人団の指令一下、女性たちがよく統制されているさまに吉岡は感嘆の声をあげている。また母性保護や母子福祉に相当程度、力を入れているナチスの女性政策にも共感を示してもいる。-略-」

「三 上坂冬子氏の妄論を排す--『思い出すだに腹が立つ』を読んで」
--突如ではなかった「韓国の女性団体のいち早い取組み」

「立論に都合のいい切り取り--吉野作造の読み違い」
吉野作造が強調したかったもの……。下「」引用。

「さらに彼がこのなかでとくに強調したのは「朝鮮人にしろ支那人(ママ)にしろ、善政をさえ布いてやれば、彼等は全然無条件に日本の統治に満足するものなりと断定するならば、これは独立民族の心理を解せざるの甚だしきもの」-略-さらに二三年の関東大震災の際には、身をもって朝鮮人学生をかくまい、筆をもっては先頭に立って朝鮮人虐殺を糾弾した、その人こそ吉野作造-略-自著のなかで、上坂氏は「文章の前後の脈略を無視して文中の一句のみを切り取り」(五六ページ)批判することを警めは氏自身にも向けられねばなるまい。」

人間は間違うものですね……。しかし、訂正やお詫びもしたいものですね。

上坂の発想は、徹頭徹尾、男の支配者・軍指導部の立場からなされている。下「」引用。

「ここに描かれている兵士像は、“セックス・アニマル”そのものである。兵士たちを思いやるようにみえて、実は彼らの人間としての尊厳をこれぽっちの敬意も払われていないのである。
 兵士に女を「あてがわなければ」、何をしでかすかわからないから、「慰安婦」を、といった発想であって、それは、兵士--男性を理性ある存在としてみることをはなから否定しているようなものである。繰り返そう。これは男の権力者の発想そのものである。心ある男性--元兵士諸氏は、これをどう考えるのであろうか。」

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【絵本】ねえだっこして

2010年08月07日 | 読書日記など
『ねえだっこして』
   竹下文子・文/田中清代・絵/金の星社2004年

この絵本は秀作だとボクは思えます。
一つの世界をえがききっています。



この絵本の主役はネコです。

吾輩はネコちゃんであるという感じ……。

そしてテーマはおかあさんと赤ちゃん……。

うまく、表現されていると思います。






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【絵本】へそのお わたしのえほん

2010年08月07日 | 読書日記など
『へそのお わたしのえほん』
   中川ひろたか・作/石井聖岳・絵/PHP研究所2004年

「へそのお」は、押し入れに……。
ボクももっていますね……。



外国の人も「へそのお」をとっておくのか?

この絵本では、アメリカ人の英語の先生にきいたら、アメリカではそんなことはしないそうだよ。

へ~そ~♪

でも、日系人なら、どうなんだろうなあー。






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964 天使のメガネinヒロシマ その334 日本は組織犯罪優遇国家か?

2010年08月07日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


九、タイム・ゼイ・ワラ・チェンジング……




964 天使のメガネinヒロシマ その334
維新オリンピック構想 その147
日本は組織犯罪優遇国家か?


--ヒロシマ……。

国連事務総長とアメリカ、フランス、イギリスの大使が初の出席……。

暑い日……。

どこかの地区では、アスファルトに水をまいたら、湯気がでたと昨夜のニュース。

この地球では、20度も低いところもあれば、日本のように暑い地区もある……。

--核で核が守れるわけがない……。

マフィアの論理で、世界は動いている……

--北朝鮮やイランの核のことを市長は問題にすべきだというが……。

それなら、もっと大量に持っている国の名前もあげないと、公平ではないだろう。

--核の抑止論などという、朝永振一郎博士などによって論破されている論理をいまだとる……。

科学音痴で、外交などというものまで、マフィアの論理で展開する輩がいる……。

彼らは、大金も地位も、それで得ているマフィアの幹部……。

いや、マフィアでさえも、骨や細胞まで、蒸発させるなんて、悪徳を……。

これほどまでの大量殺戮はやっていないということだろう……。

--この暑い日に……。

二つ目の太陽がヒロシマが生まれたという表現をする人もいる……。

太陽は核融合、原爆は核分裂……。

しかし、その圧倒的な熱量は、そう表現することも当然だろう……。

これ以上にあつかった人たち……。

汗さえも、沸騰させたのではないか?

--アメリカのダブルスタンダード。

それも、盗人たけだけしい論理!

一度泥棒をされたら、何度でも泥棒ができるというアメリカ……。

しかし、相手にはそれは許さない。

--サウジアラビアが核保有するだろうという噂が流れているという。

パキスタンの核開発に金をだしていたサウジアラビアが持つことは可能だという。

そして、サウジが持てば、その周辺の国も持とうと計画しているらしい……。

原発を推進している国が中東はある……。

--原発を売りたい、欲望の大国は、これらのことを認めている。

--今では、サイクロトンだけでなく、レーザーなどによっても、原爆の材料を抽出できるという。

技術は進歩して、核兵器もより簡単に作れるようになる……。

ヒロシマ・ナガサキの時には、PCもなく、ICすらなかった時代だということも忘れている科学音痴……。

--日本の非核三原則をみとめたがらない人たちがいる……。

しかし、この人たちは、「原子力帝国」という、もはや戦時……。

かつては、武器で、国民は殺された……。

今は、経済によって、国民は殺される……。

--平和のために、最も有力であるという「デモクラシー(民主主義)」。

それを、すでに破壊している「原子力帝国」。

あのデモクラシーの国、アメリカが、かつてのナチスと変らない国になっている……。

ナチスはガス室などで殺したが、アメリカはアメリカ化(グローバリズム)で虐殺する……。

--富国強兵の「富国」もできない政治家や、イデオロギー団体が、強兵ばかりを吠えている!

毎年、ヒロシマでは街宣車が、黒い厳めしい車体をひけらかして、被爆者を罵倒してきた……。

戦争愛国美談とはおおきく異なる、彼らの実態……。

そして、「ローマの平和」をたからかに訴える……。拝金主義の元自衛隊隊員!

「戦争の平和に熱狂」する、戦中の日本人たち……。

--大正デモクラシーなどというものがあったが……。

それでも起こった戦争……。

スポーツなどを奨励し、戦争へ仕向ける……。

戦争もスポーツのようにいう……。

スポーツでは人殺しはしない、戦争はスポーツなどではない。

当時のことが書かれてある。

「エロ・グロ・ナンセンスが流行していた。「三S・三ロ時代」ということばもあった。若者はスポーツ・セックス・スクリーン(映画)の三Sにうつつをぬかし、エロ・グロ・テロがはびこっているということだ。」『女たちの戦争責任』より

--そして、世界の現実……。

「ならず者」国家が核保有と、常任理事国はいうが……。

「ならず者」国家の模範は、常任理事国……。

すべての常任理事国が、核保有国であり「死の商人」でもある……。

核抑止論が核拡張論だったように、ますますひどくなるだけではないだろうか?

--オカネスキーが茜のSNSに書きこむ……。

核兵器だけが問題ではないでござるのに、あきれたもんでござるよ!

さまざまな問題が山積みなのに、後ろむきのことばかりでござる!

地球の温暖化、いわゆる気候変動のすごさ……。

これ一つとっても、人類の危機と肌で感じる毎日……。

それなのに、マフィアの論理で利権を守る、テロリスト理事国と、国際テロリスト連合が、バカなことを考えているでござるよ。

--ベトナムは今や、アメリカとのほうが友好的であり、中国と対立している……。

日本のエリートは、どこにも相手されなくなってきている……。楽して儲かる公家衆でごるから……。

--それにしても、バイオ工学がこれほど進歩をとげているのに、それを夢のような楽しい話ばかりの輩たちにはあきれるばかり……。

もちろん、テロにも犯罪にも悪用できるものでござるよ。

核なんて単純な問題は早く解決させないと、ジェノサイドがさらに安上がりにおこなわれる時代が来るでござるよ。

これを止めるのは至難のことでござろう……。

少しは未来を考えてもらいたいものでござる。

抑止などといって、マフィアの論理を繰り返している暇はないでござるよ。







【資料など】

今だけ無料「はだしのゲン」




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