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龍の声

龍の声は、天の声

「エリートパニックとは、」

2012-04-04 07:29:20 | 日本
「エリートパニックとは、」


エリートたちは、「万人が万人の敵」として、利己主義的に争っている個人からなると想定される社会を前提として考え、国家というリヴァイサンによって、ようやく秩序が保たれていると想像している。
もちろん、これは、利己主義的なふるまいによって競争を勝ち抜いてきたエリートたちの自画像を、人びとに、市民社会全体に押し付けているものにすぎないのだが。

それゆえ、いわば、日常的な秩序維持が災害によって無化すると、エリートたちはパニックを起こす。自分たちの利己主義的なあり方を被災者全体のものとし、被災者がパニックに陥ってわれがちに秩序を破壊すると妄想し、被災者を攻撃するようになる。
これが「エリートパニック」である。


この「エリートパニック」という情報操作に関して、わが輩の同志、藤原直哉さんは、東日本大震災当時、東電原発事故に関する隠蔽された模様を以下の如く記している。

「すなわち国民がパニックに陥らないようにとの配慮から、行政の各階層が情報を伝えなかったという。報告書の最後には、その後も長い間秘匿された最悪シナリオの資料が掲載されている。そしてその最悪シナリオでは、もし4号機および他の号機の使用済み燃料プールが破損し、コンクリートを侵食していけば年間線量が自然放射線レベルを大幅に超えることを理由にした移転措置の認定範囲は、250キロ以遠にも達する可能性があるとあり、そこが自然放射線レベルに戻るまでには数十年を要するとある。これが、菅首相が言った東日本は終わりだ!という発言の根拠なのだ。しかしそれは長く国民には秘密にされた。」

こうした情報隠ぺい体質と組織の縦割りの弊害は、最近は特にひどくなってきているように思う。




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