ティアドロップ トレーラー キャンパーの自作日記

Teardrop Trailer Camperの作製を設計から作業をずっと記録していきます。完成後はキャンプ記録です!!

大問題

2015年04月07日 | Teardrop Camper
さて、予行演習キャンプを終えて、本来の目的について考えます。
今回のキャンプは何か不都合がないかを調べる事も兼ねていたので、その意味では大雨の中のキャンプになったのは好都合でした。
テネシーでの雨は全く遠慮無く、バケツをひっくり返した様な雨ですので、その中最高時速70マイルぐらいで走ったと言う事は小型台風の中にいたのと同じような状況です。もう皆さんお分かりかと思いますが、大問題とは水漏れです。

今回被害にあったのが、トングボックスの上段、トングボックスの収納庫、そしてメインキャビンのフロントの部分です。これらは全て同じ箇所からの水漏れによる被害だと思います。またこれとは別に運転席側の窓、両側のドアから水漏れがしているようです。と言うわけで三種類の水漏れ対策が必要だと思われます。

先ずは一番大きい被害のあったトングボックスから。
トングボックスの水の進入経路で考えられるのは3通りです。

①ハリケーンヒンジとトングハッチのダイアモンドプレートの間
②ハリケーンヒンジの継ぎ目
③ハッチの敷居

①ですが、これはここだけに限らずキャンパー全般的に言えることですが、アルミトリムの取り付けに使ったButyl Tapeが気温の上昇に伴って柔らかくなり隙間が出来ていると思われます。ここもその様に隙間が出来、走行中の水圧で隙間を抜けて内部へと入り込んだ可能性があります。

②はですが、本来このハリケーンヒンジはこの図のように水の流れに向けて取り付けるようになっています。

ギャレーもトングの止まっている時の雨水の流れを考えて向きを決めたのですが、トングの場合は走行方向に向かって取り付けるべきだったのかもしれません。ヒンジの結合部分の隙間をこれまた走行中の水圧によって雨水が押し込まれた可能性はあると思います。

③はハッチを閉じた時のシールがうまく閉じなかった可能性があります。通常時はちゃんと閉じていても、走行中は隙間が出来てしまったのかも知れません。

ではどうするのか?
①に関してはネジを締め直すか、もう少しButyl Tapeやコーキングを追加する。トングボックスのハリケーンヒンジは上の図で言う右側は表面からねじ止めすることにはなっていません。 隙間を無くすためにはネジを追加してしっかり固定するのは有りかと思います。
そして②にもつながりますが、ネジで固定する際アングルを一緒に取り付けたら前から来る水の流れを大部分止めれると思います。

③に関しては内側にアングルを追加しようと思います。仮に敷居のシールを水が抜けたとしてもアングルでそれ以上中へ入らないようせき止めます。

ドアの水漏れに関してははっきりとはしていないので先ずはトングボックスの水漏れを直してからもう一度確認しようと思います。
運転席の窓は明らかにおかしかったので調べてみようと思います。