こんにちは、裕美です
ヘモグロビンだけでは、潜在的な鉄不足は分からない、一般健診にて「貧血」と診断されなくても潜在的な鉄不足は、様々な不定愁訴を引き起こし、さらには、栄養療法に詳しい医師の中には不妊、流産の原因の1つになると考えている人もいます。
鉄不足からくる不定愁訴や症状としては、朝起きられない、片頭痛、頭が重い、髪の毛が抜けやすい、爪が割れる、爪がもろい、疲れやすい、イライラしやすい、怒りっぽい、ヒステリー、鬱状態、風邪にかかりやすい、耳鳴りがする、めまい、冷え性、寝つきが悪い、むくみやすい、月経異常(不規則も含む)、湿疹ができやすいなど。
月経の影響で女性に多いですが、栄養の偏りから男性にも鉄不足の人はいますし、実際多いと思います。
体形が肥満であっても鉄不足の人もいます=質的栄養失調。
その発見のために、分子栄養学では血液検査で「フェリチン」の測定がすすめられています。保険内でできます。
私も、7月に測定してみたところ「44」という数値で、潜在性鉄不足であることがわかりました(ヘモグロビンは、13.5)
それ以降、食事では、たんぱく質食品の量を今までの2~4倍に増加させ、鉄が多く含まれる食品も積極的に摂りました。
ヘム鉄もサプリメントで1日1~2粒プラスして(内服を忘れてしまうことも多々ありましたが)、
ビタミンB6、葉酸、亜鉛など造血作用のあるサプリを併用していました。
半年後の1月の採血検査にて、ヘモグロビンは、13.5と変化はありませんでしたが、フェリチン「72」に上昇しました
理想は、80以上なので、あと少しです。引き続き、栄養療法を継続していきたいと思います
(男性の理想値は120以上と、ある本には記載ありました)
10年くらい、特に冬は手の湿疹で悩んでいましたが、(皮膚科も何か所も通いましたが根本的には治らず再発。)、今年の冬は、たんぱくと鉄を積極的に摂取したおかげで、再発していないのでとてもうれしいです
特に出産後、フェリチンが枯渇しているママさんたちも多いと聞きます。(体内で貯金している栄養は、1人産むごとに減少していると思ったほうがいいくらいです)
毎日の育児疲れ、イライラなどの精神不安定さがたんぱく・鉄不足から発生していること、これが分かるだけでも、自分を責めず、また家族への罪悪感が減ると思います。
私も栄養学の道に入り長いですが、栄養療法の興味深さにはまっています。本当にさまざまな病気、症状が栄養で治ることが分かってきています。
そして、それを実践していくのは面白い。
ぜひ、足りない栄養を補給して、自分の身体の変化を実感し、身体をいたわる大切さを感じてください
色々な先生がフェリチン低値の症状について書いていますが、最近、私が読んだ本はこちら。
「鬱」ではないので、、、、見過ごしてしまっていたのですが、特に病気がなく普通に生活できている私でも、かなり参考になることが書かれていました
(※海外サプリは含有量が著しく高い物が多いです、私は日本人の食事摂取基準(現在は、2020年版→☆)の耐容上限量を超える量は摂らないようにしています。)