時間は横軸

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横浜美術館『ドガ展』

2010年12月30日 00時24分12秒 | お出かけ
先日(20日)お休みもらって横浜美術館へ。
『ドガ展』です。
某新聞社の応募で当選し、招待券を2枚もらえまして、しかしドガ展は今月末まで。
11月中に行きたかったのですが、なかなか仕事スパイラルから抜け出せず、でも12月中旬から落ち着いてきたので、1日休みをもらって"目"と"頭"の保養。



日本に初めて来た『エトワール』、是非観なくちゃ!


↑クリックで拡大します


横浜美術館は初めての訪問。
以前近くを通って建物外観を見た程度だったので、新しいデジカメで『ぐるっとパノラマ120』を試してみました。
120度のカメラを横に振ってパノラマ撮影。
被写体に動くものがある場合には不向きですね。左側の人が分身しちゃった…。

この日は、とにかく朝イチで行こう!と朝食もとらずに出かけたので、鑑賞の前に腹ごしらえ…。
美術館併設の『café 小倉山』へ。



写真左は奥さん選択の「えびとたまごのチェダーチーズサンド(\735)」写真右はオイラ選択の「ローストチキンサンド(\700)」。
…すみません、ローストチキンサンドは写真撮る前に一口齧ってしまって…

さて、ドガ展です!

まずは音声ガイドを。
やはりガイドを聴きながらの絵の鑑賞のほうが良いですが、まずは絵を見、そして聴くと「なるほどなぁ」となりますね。
そうそう、今回横浜美術館へ行く前に、偶然にもBS日テレ「ぶらぶら美術・博物館」という番組で「ドガ展」について放送されてまして、予習することができたのはラッキーでした。
ただ単に「エトワール」を観た、で終わらずに、その他の作品についての薀蓄等々を予め視聴していたので、色々と関心をもって鑑賞できました。
"馬"についてや、"画材"について、"彫刻"について、など…。
それにしてもやはり「エトワール」、パステルで描いたというのもですが、実際に観て、ほんとに透明感というのか、照明があたっているような、一瞬目を細めちゃいそうな眩しい感じの絵はすごいですね。
その他「バレエの授業」、「浴盤」どれもこれもホンモノを見られました。
何気ない人の仕草や動作の瞬間を"絵"にしているというのを感じられましたよ。
「綿花取引所の人々」などの遠近感や多人数を組み合わせた感じも面白かったですね。
そして、踊り子、馬などを題材とした、ドガの死後アトリエから発見されたという彫刻作品の数々も。
ちょっと残念なのは「舞台のバレエ稽古」が来日にてなかったのですね。コレも見たかったなぁ。
それから晩年手に入れたというカメラでの写真。
ドガがデジカメ手に入れたらはまるだろうな~なんて思ったりして…。

そして、今回借りた音声ガイドには、BGMがついてまして、それもドガが生きていた頃に活躍していた作曲家たちの音楽。
♪シャルル=フランソワ・グノー作曲:歌劇「ファウスト」:バレエ音楽より
♪ロベルト・シューマン作曲:「異国から」
♪ガブリエル・フォーレ作曲:ピアノ組曲「ドリー」より「キティ・ワルツ」
♪アドルフ・アダン作曲:バレエ音楽「ジゼル」第1幕より
耳からもその雰囲気を盛り上げてくれる、という演出。

平日にもかかわらずたくさんのお客さんでじっくりと見られない部分もありましたが、濃厚な目の保養ができました。


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