時間は横軸

時々刻々と変化してるのですわ...

星の写真、比較明コンポジット合成を試してみた!

2012年12月22日 01時18分18秒 | カメラ
先日の流れ星の写真、続きがあります。
『比較明コンポジット合成』というのを試してみました。
ま、どういう写真か?というのは…



夜空の星が、スーっと線を引いているように撮れちゃうヤツです。
(大きい画像はコチラ→1680x1260
もう1枚。



長い時間露光状態で空の星たちを撮ると、「点」ではなくて「線」になる、というもの。
この中に、他とは違う方向にスーっとなっているのが、流れ星。12/13夜のふたご座流星群の1つ。

と、ここで問題なのが、フツーにバルブ撮影というのをやると…



これは8分くらい開けっ放しの撮影。明るすぎ。そして、この画像を等倍にして見ると…



ノイズだらけ…。星が増えたわけではないのですね。

そこで調べて見つけたのが「比較明コンポジット合成」という、露光時間を15秒くらいで連続して撮影(連写)し、それらを合成する、という方法。
15秒露光で撮ると…



こんな写真も、100枚とか200枚とか連続して撮ってみると、点でしかない星が、上の2枚の写真のように線になって浮き出てくる、と。
そして!これがフリーウェアで出来ちゃうというのがスゴイ!



『StarStaX』というソフトでサクっと仕上がってしまうのです!
上の1枚目は15秒露光の30分くらい、2枚目は10秒露光の50分くらい、だったかな。

カメラ君が頑張って何百枚も撮ってくれたわけですが、バルブ撮影というのは実は初めて…。
こんなモノを買ってやってみたのでした。



エツミ 電子リモートスイッチ RM-L1-O2 オリンパス用
PEN E-PM1でもOKでした。
(ちょっと接続端子が出っ張りすぎるのがナンですが)
15秒露光の連写状態。リモートスイッチをオンにしたまま何分間か待つ。
200~300枚くらいで合成すると上のような写真に。イイ感じです。
たくさん撮った中に、たった1枚ですけど、流れ星。
右下にグニャーと写っているのは飛行機です。


コメント
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