時間は横軸

時々刻々と変化してるのですわ...

第4回オペラシティ名曲シリーズ

2011年07月22日 23時54分20秒 | MUSIC
7月18日 海の日、読響の『第4回オペラシティ名曲シリーズ』へ。

演目は…
・ヒンデミット/〈さまよえるオランダ人〉への序曲 ~下手くそな宮廷楽団が朝7時に湯治場で初見をした~(下野竜也編・弦楽合奏版、世界初演)
・ヒンデミット/管弦楽のための協奏曲 作品38(日本初演)
(休憩)
・ブルックナー/交響曲 第4番 変ホ長調 WAB.104〈ロマンティック〉(ハース版)

指揮:下野竜也(読売日本交響楽団正指揮者)
《下野プロデュース・ヒンデミット・プログラムVI》

読響の演奏会、前回行ったのは…、LFJ(ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン)、しかも今回と同じ指揮者=下野氏との組み合わせ!

さて、ヒンデミット。
全くと言っていいほど聴かない作曲家…。
ステージの上には黄色い桶が積まれていて、たぶんケロリン桶と思いますが、1曲目の"湯治場"にかけてなのか、桶もオケ?なのかな。
さらに2階P席のステージに向かって左側に、大きな時計と"読響温泉"と書いてあるめくり台があり、この曲の雰囲気を醸し出そうとしてありました。
そして開演しオケの皆さんが出てくると、法被を着ていたり、タオルを頬っ被りしていたり、さらには下野氏のユルユルなリラックスした感じが、この曲のイメージを演出してました。
ヘタクソに演奏する、ということで、なんだか調子外れな笑いを誘う曲でした。
演奏後はめくり台に『読響は「下手くそ」ではないです』と。巧いからこそ下手に演奏できるんですよね。
2曲目の協奏曲は、聴き慣れていない作曲家の曲のせいなのか、あれれ終わった?と思ったところで、下野氏自身からの「終わりです」というアナウンス。う~む、ホントに分かりづらい曲でした。

休憩後の『ロマンティック』。
第2楽章は、ちょっとだけ眠気におそわれてしまったのですが、クッキリハッキリ太めに聴こえるロマンティクでした。
ブルックナーのこの4番はメロディとリズムが気持ち良いですね。
でも、今回のホールのせいなのか、座席(1階ほぼ中央やや右寄り)の位置のせいなのか、ちょっと金管がキンキンうるさく聴こえてしまい、なんというのか…尖った感じ、だったかな。






コメント
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