時間は横軸

時々刻々と変化してるのですわ...

第1636回 NHK交響楽団定期公演

2008年12月22日 23時51分08秒 | MUSIC
18日(木)、第1636回N響定期公演Bプログラム聴いてきました。

演目は、
・シベリウス/組曲「カレリア」作品11
・ラフマニノフ/パガニーニの主題による狂詩曲 作品43
・チャイコフスキー/交響曲第5番 ホ短調 作品64

指揮:シャルル・デュトワ
ピアノ:ユジャ・ワン
コンサートマスター:篠崎史紀

今回もしっかり予習して行きました(笑

指揮のデュトワ氏はN響の名誉音楽監督ですから~見て(聴いて)おかないと。


公演のパンフレットと予習用CD

カレリア、第3曲の「行進曲風に」が有名な曲ですが、とっても気持ちの良い曲でした。
フィンランドの冷えた空気というよりも、ほんわか暖まるような清々しい春めいたイメージが思い浮かびました。
ノリノリのチェロの藤森氏、ヘッドバンギング、素敵です。

ラフマニノフのパガニーニ狂詩曲は、ちょっとイメージしていたものと違っていたというか、期待しすぎてしまったのかなぁ。ユジャ・ワンというピアニストが若いから?なんとなく硬い音に聴こえてしまい、力強くて良いという評価もあるようですが…やっぱり何か期待してしまったせいかな。
曲としては、主題が繰り返されて、練り混ぜられ、ピアノとオケとが掛け合い、テンポが速くなり、歯切れよく、でも緩やかになったり、「怒りの日」のメロディーが入ってきて何か起きそうな感じや、ゆったりして、と思ったら3拍子、そして暗くなって、そして有名な第18変奏、弦の音がカサカサとしたり、ピアノの音がちょっと気にはなったものの、でもそれはそれでいいのかな。
この曲は、またどこかで聴きなおしたいなぁ、と思いました。

チャイコフスキーの交響曲第5番は、予習の甲斐がありました。
第3楽章のワルツから第4楽章でズンズンと盛り上がる行進曲風な感じが気持ち良かったです。
この曲もチェロ藤森氏のヘッドバンギングが、見ている(聴いている)こちらも乗ってしまいそうです。
そうそう、この曲が始まったところで、指揮のデュトワ氏の左手指先が青白く光ったように見えたんですよね。なんだか魔法をかけてオケを指揮しているような…。魔法のマエストロ?な~んて。

そして、今回は最初から最後まで気になったのは、デュトワさんの髪型…。
アレはどうなっているんだろう???


カラヤン広場


コメント
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