時間は横軸

時々刻々と変化してるのですわ...

歯医者へ行った

2008年12月03日 23時25分30秒 | Weblog
昨日(12/2)、歯医者へ行きました。
「歯医者へ行った」なんて言っても「あっそ…」てな感じでしょうが…
なんと…15年ぶりなんですヨ。

なんで15年も行かなかったのか?と言うと、行く必要もないほど特に支障が起きていなかったわけで、15年経ってしまったのでした。
行くきっかけになったのは、たぶん、現在服用している薬の副作用と思われ、「口が渇く」というもので、口腔内の状況が変わってしまい、とうとう、ということでしょうか…。気になりだしたのは2年くらい前かなぁ。

そして昨年には前歯の裏が欠け&右下の親知らずが顔を出してきていて、ついに数日前、この右下親知らずを覆っている肉が炎症を起こし始めたのです。
ついでに右上親知らずは、すっかり出ているのですが、外側に向いていて、頬の内側に接触していて、常々不快な思いをしており、とうとう行かざるを得ない状況になってしまったのです。

しかしですね、どうして15年も放っておいたのか、というと、行こうとする気持ちを削ぐことが15年前にあったわけですよぅ(以下言い訳モード)。

…15年前、左の上下の親知らずを抜きました。
そのときに起きたことが原因と思うんですヨ。うん、たぶん…。
15年前、左上の親知らずは、職場の近くの歯医者で抜きました。その親知らずは、スッと抜け、あぁスッキリ、という感じだったのですが、左下の親知らずについては、その歯医者では「ウチでは抜けません!」と言われ、某大学病院の口腔外科を紹介されました。
その大学病院に紹介状を持っていき、左下の親知らずを抜いてもらったわけですが…。
口腔外科では、先生と実習生と思われる助手が現れ、麻酔された後に、口の部分だけ穴の開いた真っ黒なゴムシート状のものを頭から胸のあたりまで被せられ、抜歯手術が始まりました。
視界を完全に遮られ、音のみが聞こえてくる状況…。
「コレ、見ててね~」と先生が助手さんに。
と!このときです!
「あれぇ~?おかしいなぁ。」
って?!おい!
「抜けないなぁ。」
えぇ~っ!そんなぁ!
その後、ゴリゴリガリガリ…無言で作業は続きます。
ゴムシートの下で私は顔面蒼白だったでしょう…。

ま、結果的にはちゃんと抜けましたがね。いくつかに割って…。

こういうのは「心的外傷」っていうんですかね。
患者が思いっきり不安になる言葉は控えてほしいものです。

おかげでそれ以来歯医者に行けず15年が経ちました。
歯医者不信てやつですね。

さて、話しは戻り、奥さんに背中を思いきり押されて15年ぶりの歯医者。
今回は職場の近くは避け、自宅そばの新しい歯医者さんに決めました。
どきどきしながら、初診の予約を電話でとります。
もちろん決心がぐらつかないよう、その日のうちに診てもらうようにしました。

さぁ、いよいよ15年ぶりの歯医者です。
診察台に上がるも、緊張で手汗がすごい、声のトーンも下がりっぱなし。
先生に口内を見られ、「歯医者さんはだいぶ久しぶりですか~?」と聞かれました。
正直に「15年ぶりです」と答えましたよ。
先生は驚きの声というかあきれた声なのか、笑いを含みながら「15年ですかっ!」と。
レントゲンを撮って、説明を聞きました。歯の周囲にモヤモヤと写っているのが歯石ですよ、と。右下の親知らずの手前の奥歯と、前歯に虫歯がある。その他は今後細かく見ていきましょう。とりあえず、右下の親知らずを抜歯しましょうね、と。しかしながらその他の状態としては、歯石と着色が多少あるくらいで、思っていたより悪くはなさそう。救いです。

その後、衛生士さんが登場し、歯と歯茎の間にプローブをプスプスと突っ込まれて、歯周ポケットの深さを測り、15年もの間に積もり積もった歯石の一部を取り除いてくれました。血だらけです。

ということで、昨日はげんなり…
そして明日(木曜)、親知らず抜歯です…_| ̄|○




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする