夜泣き屋_ブログ店

僕がいなくなったときに、ウチのチビたちが楽しめるような、「ウチのチビたちのためだけの千夜物語」を目指します

びわゼリー

2012-06-09 10:03:38 | 親父のため息
「兄ちゃんは、【自分がオカンにどんだ愛されているか】気付いてないだけよ。」

妹は、言う。


実家は、我が家から40m

雨が降っても、傘をささないで行くこともあるくらいの距離です。


昨日、修学旅行の引率から帰ってきたので、お土産を持って、実家に顔を見せました。



「はい、コレ、びわゼリー。母さん、びわゼリー好いとるって、言いよったろ?」

母「別に、そげん、好きっていうことはなか。」


・・・これだよ!

って、心の中で思いながら、オヤジに話しかける。


「ねっ、こげなふうやろ。

俺の仕事の中身がかわって、1か月で4,8kgもやせた時も、オフクロ、何て言ったと思う?


【そんくらいでちょうどよか、もっと痩せんしゃい。】

ありえる?

普通ならさ、

【おまえもたいへんやね。でも、がんばりんしゃいよ。】

とか、

【無理はせんようにせないかんよ。】

とか、言うっちゃない?」


って、言うと、オヤジのツボにはまったらしく、ゲラゲラ笑いながら、

「【期待の裏がえし】と、受けとめとけ。」

と言う。



今度、オヤジとおふくろが東北に旅行に行く、というので、

「お土産は、なんでもよかけん、【だいぎんじょー】って書いてあるとば、買ってきて。」

と、頼むと、

「【大吟醸】なら、そこに、1本ある。置いといて【酢】になるよりはよかけん、オマエが持って帰って飲め。」

と、オヤジが勧める。

・・・【びわゼリー】、持ってきて、【大吟醸】もらって帰るげな、実家のユーティリティー、はんぱなし!!


大吟醸をもって、帰ろうとしたら、おふくろから、背中越しに、

「飲み過ぎんしゃんなよ、飲み過ぎてよかこた、一つもなし。」

と、5回も言われました。


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