夜泣き屋_ブログ店

僕がいなくなったときに、ウチのチビたちが楽しめるような、「ウチのチビたちのためだけの千夜物語」を目指します

大人になった子供たちの相談室その②

2013-12-21 01:06:45 | 親父のため息
R's「悩み事相談室」その②


若い頃に担任していたお子様たちが、次々と、立派な大人になってくれています。

その同窓会に呼んでいただき、飲み会も夜中の2時を過ぎた頃。。。。

小学生の頃と、「やんちゃな眼差し」が、いっちょん変わらん、かわいいボーズ頭の子が、ニコニコしながら話し始めました。


「自分は、陸上自衛隊で、東日本大震災の被災地に、志願して行きました。

そこには、テレビとかでは、絶対に伝えられない"現実"がありました。

もともと、自分は、一生懸命やるつもりで行ったんですが、

行く先々で、被災した方の捜索や、復興のためのお手伝いをしている自分たちに、

腰の曲がったおばあちゃんが、「もうそれ以上曲がらんやろう」っていう腰を、もっと曲げて、自分たちに手を合わせて拝みながら、

『ありがとうございます
・・・ありがとうございます。』

って、言うてくれるんです。

そんなにされたら、本気にならんわけにはいかんし、それは、まぁ、当然なんですけど、

平和ボケの方たちに、ふだん、【給料ドロボー】とか、【あんたたちなんかいらないのに!】・・・なんて言われることもあるのですが、


あの光景を見たときに、【本当は、自分たちが必要ないことが、本当の意味でのあるべき世の中の姿】なんだと、感じました。」


・・・って、そんな話しを聞きました。


やんちゃやったやん!・・・あんなにやんちゃやったやん!・・・・・ほんと、立派になったなあ。

話しのスケールが、普通に【国レベル】やん。


ああ、子供たちのスケールって無限やな、って思ったのと、・・・・・あと、・・・いろんな思いが、交錯した一日でした。


俺自身は、ちっぽけで、なんということもない人ですけど、【世の中にすごいイイ影響を与える人】にたずさわれる仕事についていると思うと、自分の生きている時間も、まんざら、悪くはないなぁって思う、そんな夜でした。





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