夜泣き屋_ブログ店

僕がいなくなったときに、ウチのチビたちが楽しめるような、「ウチのチビたちのためだけの千夜物語」を目指します

(のん気な言い方で) 「しにゃーーせん。」

2012-12-15 08:20:11 | 子育て
ふと、【ばあちゃんのこと】を思い出した。


ウチの職場の若いヤツが、胃を痛めたらしい。

その前には、別の若いヤツが、口の中じゅうに口内炎を作って、

「しばらく何も食べてません。」

って、涙目になって言ってた。


・・・どの仕事もそうだけど、私たちの仕事は、ミスが許されない仕事で、それは、些細なことまで指摘を受けます。

そして、責任感の強い人が多いので、【自分を責めがち】です。

そういう私も、しょっちゅう意味のわからないことで、怒られています。


私が、まだ、小さい頃。

失敗して、くよくよしていると、ばあちゃんは、私の背中を優しく撫でながら、

「死にゃあせん。そんぐらいのことじゃ、死にぁせん。」

って、慰めてくれてたことを、昨日、ふと思い出しました。

ばあちゃんの励ましには、何の理屈も根拠もないとね。逆に、それが嬉しい。

「あんたは大丈夫。」

って、しわくちゃの【とにかく過ごした時間が莫大な、経験の塊の存在】に言われたら、そらぁ、「大丈夫って感じる理由」なんかいらんさ。

・・・ってなもんです。


気がつけば、日本は、世界有数の自殺国。

しかも、家の中に、「無条件で味方になってくれる、存在・・・・おばあちゃん」はいません。
(「核家族化」っていう言葉が言われる必要がないくらい、「ばあちゃんのいない家」が当たり前になりました。)




そして、私は、「わかい子たち」に指導を行わなければならならい歳になってしまいました。

時には、厳しい指導をせないかん予感もあります。

でも、心のどこかで、

「死にゃあせん。そんぐらいのことじゃ、死にぁせんけん、大丈夫よ。明日、もう一度がんばろう。」


って、言ってあげられる心の余裕は、もっていたいと思います。





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