のーざんぷらんつ

庭のこと、ばらのこと、植物全般

百合根とぶどう

2012-09-11 | パン作り・クッキング

昨日の記事で幕別、虫類地区の百合根のことを書きましたが、
今日はブログ友でお世話になっているミントさんのリクエストに応えて^^
百合根をご紹介します。

じゃあ~ん







規格外品。大玉3個入りでなんと350円です!!
地元ならではの贅沢品ですよね。

既に2個消費しましたが、まだ一つ残っています。
おがくずの中に入れれば1カ月は持つそうです。
大玉だけあって、結構な量となります。

多くは関西方面の高級料亭へ出荷されるのかなあ~
お正月の高級食材ですよね。




そして、もう一つ六花亭のショップで売られていた期間限定のブドウチョコ
食べてみてびっくり、ホワイトチョコの中は生のブドウでした~
カンパーナふらのとあります。カンパーナ六花亭は、富良野にある直営店。
周囲はブドウ畑になっているのですが、そこのブドウなのかな?
さわやかな美味しさでしたよ。




最後にブドウつながりで、こちらはスーパーで売っていた巨峰のぶどうですが、
パンの酵母作りにまわりました。成功するといいなあ~^^

横はいつも使っているレーズン酵母(発酵済)を少し入れたレーズンヨーグルト酵母(仕込直後)です。
こちらは数日でシュワシュワする予定です。

食欲の秋ですからパン作りも毎日やってます!



十勝 何気ない風景

2012-09-10 | お散歩

豆畑(芽室)

このところ天気の悪い日が続いていますが、
スーパーに行くと地元食材があふれんばかりに豊富にそろっています。
玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジン、かぼちゃ、とうきび、メロン、ブドウ
鮭、さんま・・・
実りの秋ですね。
今日は十勝シリーズの最後になります。
道路沿いに広がるごく普通の風景なのですが、北海道の大地そのものがまさに食材の提供地。
この時期らしい素敵な景色や北海道ならではの景色を集めてみました。




どこまでもまっすぐな道は北海道ならではですね。しかも車も少ない^^;(広尾)



珍しい標識を発見。牧場がすぐ横にあります。(大樹)



こちらはきつねの親子でした。(豊頃)



おなじみの牧草ロールの風景です。白ビニールです。(大樹)



こちらは黒のビニール。他にも白と黒の縞々模様がありました。2か所だけ!
写真に収められず残念(中札内)



刈り取ったすぐ後はもちろん草ロールです。
その後ビニールを巻くのですが、専用の機械で巻いていくのにはびっくりですよ~。(芽室)



使われていない朽ち果てたサイロだけがポツンと残っていました(幕別、虫類)。
ここは虫類というマンモスの化石で有名な地域ですが、百合根の産地でもあります。
道の駅には規格外の百合根がおがくずに入ってとってもリーズナブルな値段で売られていました。
もちろん、お持ち帰りにして、百合根の炊き込みご飯と茶わん蒸しにして頂きました^^
ほくほくして甘くておいしかったです。



畑の向こうには防雪(風)林が一直線に並んでいます。(幕別)



黄色くなているのは、豆です。もうすぐ収穫ですね。(中札内)



つるのような植物が植えられていて、お化けみたい~^^
なんの作物なのでしょうか~?(芽室)



防雪林の向こうには日高連峰の山並みが広がり、とっても雄大です。(芽室)


(芽室)

十勝シリーズは終わりです。見て頂いてありがとうございました。


中札内 六花の森

2012-09-08 | お散歩

十勝ガーデンシリーズの続きです。

今日は中札内という帯広から南西方向にある場所の六花の森ガーデンをご紹介。

ここは帯広に本店があるお菓子で有名な六花亭の運営するガーデンです。
ここの包装紙に使われいる花はみんな北海道を代表する花。
ちなみにこんな包装紙です。


(休憩処の建物の壁紙)

ハマナス、エゾリンドウ、オオバナノエンレイソウ、
エゾノリュウキンカ、シラネアオイ、カタクリ、エゾエンゴサク等・・

もちろん、これらは全て植えられているんでしょうね。



エントランスからして雰囲気があります。



園内には小さな小川が3か所くらい流れています。
いいですね。水の流れがあるって~



大きなハマナスのコーナーがあって、ヒップをつけた株が沢山あるなか、
花が咲いているものもありました。
きちんと管理されているようで、虫食いはあまり見当たりません。



ハマナス畑の向こうは広大な丘になっています。



園内にはクロアチアの古民家を移築した美術館が点在していて、
十勝在住の芸術家の作品が収められています。
撮影不可だったので残せませんでしたが、
十勝の草花、人々の暮らしが愛情豊かに描かれている作品ばかりで素晴らしかったです。



途中には盆栽コーナーも。



どんなところもきれいです。



この辺りの水は日本の中でも最もきれなところです。
水草もきれい~



背の高さ以上あるイタドリ



鬼百合が一輪だけ。素敵です。



最後はレストランにつくようになっています。
ここでランチです。地元食材のカレーや煮込みハンバーグ、サラダなどを注文しました。
店内は「はらたかよし」さんの十勝に咲く草花の絵が飾られていました。
すみれやタカネバラなどもありました。
こちらは残念ながら販売はなされていないようでしたが本当に素晴らし絵です。



レストラン横にはお土産ショップ。その壁面です。
坂本直行さんや真野正美さんの作品でポストカードになっています。



工場ではマルセイバターサンドを作っているとかで、辺りにはあまいよい香りが漂っていました。
もちろん、おやつに買い求めてすぐにパクリ!




帰りの駐車場に続く歩道は枕木でした。
このガーデンを設計したのはどなたなのかな~
六花亭の直営店はどこも素晴らしい店舗です。
近代的なお店、古レンガに蔦がからまるお店。
どのお店もそれぞれ趣があって、素敵なのですが、
このガーデンも六花亭らしい、汚いところ、生活感の全くない、
プロのお庭という雰囲気でした。

春はきっとすばらしいでしょね~


広尾 大森農場

2012-09-06 | お散歩

昨日までは暑くて大変でしたが、今日は一転、気温は21℃程度でとても涼しかったです。
午前中は気になっていた雑草や花柄をとって、来年はどうしようかなあ~などと
久々に考えれるようになりました。

秋の虫は昼も夜も鳴いていたのに、昨日からパタリと静かになってしまいました。
もう終わりなのかな??
それはそれでちょっと寂しい~@@

さて、十勝シリーズの続きです。
ここは広尾町にある大森農場カントリーガーデン。
耐寒性に強い宿根草を扱うガーデンで、北海道ではかなり質が高くセンスのいい苗が揃っています。
なかなか遠くて行けない距離ですが、ちょうど立ち寄ることができてとてもラッキーでした。

お店の中には苗が沢山ありますが、お店横には広大な見本ガーデンがありました。




ガーデン入口にはサラシナショウマと銅葉のキミキフーガが勢いよく出迎えてくれました。
我が家のはまだ花も咲いていないのにとてもきれいです。



半日陰がいいのかなと思っていましたが、日当たりのいいところでも大丈夫なようですね。




アナベルでしょうか






淡い紫の花はロシアンセージ。あちこちに植えられていて華やかです。




小さな赤い花がアクセントになっています。確かポテンティラ




やはりこの季節はグラスが素敵ですね~




茶色のグラスに赤い花。大人っぽいですね。ペッシカリアだったでしょうか?




アストランチャが咲いていました。こちらとはちょっと季節が違うようです。
びっくりしました。




宿根ビオラかな?岩場の陰でとても涼しそうです。




ワレモコウ?。赤黒くてこれも素敵!




エキナセアとロシアンセージの組み合わせ




敷地の一部は芝生になっていてとても広く、子供達も思いっきり走り回って気分転換してました。

狭い我が庭と違って、一か所の宿根草の株数も多く、みな伸び伸びと育っていて
見ている方もとても気持ちのいい大森農場でした。



広尾フンベの滝

2012-09-04 | お散歩

十勝、広尾町の海岸沿いの国道336号は通称「黄金道路」と呼ばれています。
金を敷き詰めたように資金が費やされた道路という意味だそうで、
崖沿いを走る道路建設に膨大な費用がかかったのでしょう。

景色は見事です。



その道路沿いにフンベの滝があります。

ちょうど水が崖から染み出すように流れていて
とても暑い日だったので冷たい空気が気持ちよかったです。



滝壷をみると、これはクレソンでしょうか?



水の中に根を張ってきれいな青草が広がっていました。




そして白いセリ科の花。
こちらの地方には多いのですが、もう花が終わっているものが多い中、
これはまだきれいに咲いています。

花図鑑を見ると同じようなもので名前の違うものが沢山あって、
私にはまだ全然区別がつきません^^;

エゾノヨロイグサ、アマニュウ、オオバセンキュウ、エゾノシシウド、オオハナウド、オオカサモチ

葉の大きさや茎の色などが違うのでしょうけど、
識別は難しそうです~




そして同じく海外沿いの広葉樹で覆われた森林の中に
「日本一オオパナエンレイソウ群生地」がありました。



今は花の時期ではなく、葉ももう枯れてしまっていますが、
5月にはこの森全体が可憐な白い花で覆われるようです。



入口のカラマツ草とハマナスがきれいでした。
いつか行ってみたい場所ですね^^