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別府温泉 「葉籠-hakomori-」に泊まる 温泉

2022年05月06日 | 旅行、蕎麦と温泉

別府温泉 「葉籠-hakomori-」に泊まる の続き、温泉のご紹介です。



浴槽は1.5m四方ほどの石切風呂でした。泉質は「ナトリウム・カルシウム 炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉」とあり、見た目は兵庫の名湯、有馬温泉の「金泉」のようです。
肌触りはざらっとした感触で湯冷めしにくいように感じました。

洗い場はシャワーがひとつ、基本的なシャンプー類は用意されています。

水圧も問題なく「強い」タイプです。

浴室も坪庭に面しており、半分は網戸、もう半分はガラス窓で、どちらもオープンにすることができ「露天風」にもなります。


浴室からベッドスペースを眺めたところ。

網戸を開けると、浴室から直接坪庭に出られます。この季節は外気も柔らかく、滞在中はずっと窓を開けたまま温泉を楽しみました。

温泉の成分表。洗面台の説明書きの裏にありました。


源泉100%かけ流しなのですが、源泉の温度57.4℃ 使用位置で48.3℃とあるように、お湯はかなり熱いです。
到着時点で浴槽いっぱいに湯張りしてくれているのですが、まずその時点で足を入れる事すらできない温度でした。
いつもの「くじら温度計」を持っていくのを忘れたので、正確に計ってはいませんが体感的に45℃以上あると思います。熱くて入れないので水を足して温度を下げました。

給湯口からは絶えず源泉が供給されており、そのままだといつまで経っても湯温が下がりません。


そこで、給湯量を調整する場所が無いかと探ってみたところ・・・・

ありました。洗面台の下に給湯バルブが。


床板を持ち上げると、赤いパイプにハンドルが付いています。これを縦にするとフル給湯、右に回して締めると給湯が止まりました。

フルオープン(縦)にしても、じゃばじゃば出るほどの給湯量ではないのですが、右に締めつつ「ちょっとだけ給湯」にしたところ、無事に湯温が安定しました。

季節にもよるのでしょうが、「源泉ちょっと出し」にしないと、温度が上がりっぱなしになって熱くてとても入れません。
このあたりの調整が、宿泊者が自らが「床下に手を突っ込んで」やらないといけないのが、ちょっと不便というか、たぶん気付かないと思います。
せっかくの源泉かけ流しなので、水で埋めるというのがもったいないですし、肝心の湯量調整が容易ではないところが残念。

お湯を抜く排水栓が見当たらない、そして浴槽を混ぜる「湯かき棒」もなく、洗面器で中腰になってかき混ぜるようでは「湯守」も大変です。
先の、バスタオル干し(フック)の増設と、湯温の調整方法はぜひ改善して頂きたいと思いました。

まぁ不満要素もありますが、まだ新しいお宿のようですから、これから徐々に改善、進化していけば、「あり」かな、と思います。
食泊分離、お籠り型温泉、いつでも好きなだけ好きなタイミングで温泉に入れるこうしたタイプのお宿の選択肢が増えることは良いことですね。



旅行日 : 2022年5月2日

コメント (2)
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