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docomoメアドを維持しつつ、MVNOへ音声ごと引っ越す目論見書(総括)

2014年10月19日 | モバイル&PC&AV

【目論見】
・スマホに音声、セルスタ問題解消と緊急電話。(いま、IP電話)
・「カケホーダイ」必須は大改悪、電話基本料はできるだけ安く維持するべし。
・docomoメアドは維持したい(クラウドメール化)
・ドコモのパケット定額は使わないぞ。
・時々は新しいスマホが欲しいな。

docomoメアドを維持しつつ、MVNOへ音声ごと引っ越す目論見書(その1) 
docomoメアドを維持しつつ、MVNOへ音声ごと引っ越す目論見書(その2) 
docomoメアドを維持しつつ、MVNOへ音声ごと引っ越す目論見書(その3) 
docomoメアドを維持しつつ、MVNOへ音声ごと引っ越す目論見書(その4) 
docomoメアドを維持しつつ、MVNOへ音声ごと引っ越す目論見書(その5) 
docomoメアドを維持しつつ、MVNOへ音声ごと引っ越す目論見書(その6) 



きっかけは、ドコモの料金体系が「カケホーダイ」へ一本化されたこと。加えてiモードメールを使っていたのに、iモード.netのメンテナンスでIMoNIが使えなくなったこと。

電話を架けない、でもドコモのメールは必要という私にとって、ここ最近のドコモ施策は改悪でしかありませんでした。ドコモが大きく舵を切った以上、それに乗るのかそれとも船から降りて違う道を探すのか、20年近くドコモのお世話になりましたが、今回ばかりは転出を前提に作戦を立てました。

キャリアメールを維持しつつ音声ごとMVNO環境へ引越しを図る今回の目論見、試行錯誤の結果、満足の行く形で達成することができました。


【運用形態の変更】



・従来までの運用形態

ガラケーにある主回線には音声とiモードメールがあります。
電話は、スマホのIP電話に転送設定、iモードメールはIMoNIを使ってスマホで送受信していました。

しかし、2014年の春から、事実上「新しい端末を契約するならばカケホーダイが必須」ということになりました。電話をしない私にとっては2,700円の基本料金は高すぎてメリットがありません。
そして、秋になってからすぐ「iモード.net」のログイン画面が変更されてしまい、IMoNIが利用できなくなってしまいました。

iモード.netは、2015年の2月末でサービスを終了します。いずれにせよその時までにはメール環境を何とかしないといけなかった訳で、今回の一連の流れが、運用方法を見直す良いきっかけになりました。



・新しい運用形態


【音声回線の引越し】
音声(電話番号)は、MNPによりMVNOのhi-ho音声プランへ移行しました。


【メールアドレスの引越し】
音声はMNPで転出するという方法がありますが、ドコモのキャリアメールだけはドコモに居ないと使えません。メアドごとよそのキャリアへ転出するという方法はありません。
そこで、もう一回線寝かせたままにしてあったサブ回線に、メアドを移すことにしました。

iモードメールはもう終焉を迎えつつあります。従って、iモードメアドをspモードに入れ替え、いったんそのメアドを手放した上で、サブ回線のほうのspモードで再取得を行いました。

実際には、新しいメアドに変更したのですが、いったんはメイン回線のspモードでそのアドレスが使えることを確認しておきました。

サブ回線で取得しなおしたspメアドは、クラウド化するこによって「他の端末」からでも利用できます。
ここがポイント、他の端末=ドコモ回線でなくてもいい、というのが今回の目論見の肝でした。

spモードをクラウド化する手順は、ドコモのspモード接続のみという縛りがあり、しかもパケットを消費するため、パケ代青天井料金の下で「少しだけ」覚悟して実行しました。
1回目はあえなく失敗し小パケ死を経験。仕切りなおして再チャレンジして無事に設定を終えました。

これにより、スマホやPCからドコモメールを利用することが可能になりました。


【データ通信】
ドコモの高額なパケット定額は、以前より使っていませんでした。2年半前にIIJmio高速モバイル/Dサービスが開始したときに乗り換えています。

IIJmioのファミリーシェアプランは、1契約でSIMが3枚、当初は1GB/月の提供から始まりました。
その後、料金据え置きのまま3GB/月に増量され、使い残した分は翌月まで繰り越しもでき、十分にそのサービスの恩恵を受けてきました。

その後、ファミリーシェアにも音声付プランが追加され、MNP転入も可能となったのですが、残念ながら現在では「既存の契約に音声を追加」という選択肢がありません。
いったん解約した上で、あらたに契約手数料を払って、音声付きファミシェアという手段しかありませんでした。
加えて2014年10月より、データ量が7GB/月に増額されると発表されましたが、私の使用量からいって2GBあれば十分、7GBはとても使い切れずに繰り越しても消えていってしまうだけのサービスでした。

そこで、IIJの子会社にあたる、hi-hoが販売する「hi-ho LTE typeD アソート」に切り替えることにしました。
hi-hoアソートプランは、1契約でSIMが3枚、音声もMNPで転入することが可能です。
料金が2GB/月で1,522円。音声が1回線あたりプラス756円で、通話料は20円/30秒になります。

ファミリーシェアよりも安く、音声も転入できる、という点で今回hi-hoを選択しています。(1年間は解約料金が必要)

さらにタイミングよく、楽天グループのFUSIONから「楽天でんわ0円プラン」が発表されました。
これは携帯電話をFUSION経由で発信することによりFUSIONネットワークの料金体系で課金されるというものです。この中から「特別プラン」に登録することで、3分までの通話が何度かけても0円というありがたいサービスを受けることができるようになりました。(特別プランは、2015年1月10日までの予定。その後は継続するか、または10円/30秒プランに移行)


【総括】
docomoのメアドを維持しつつ、データ通信は2GBを3枚のSIMで共用し、基本料金が安いhi-hoで通話料金は楽天の3分0円プランを使う、という環境を実現できました。

唯一、達成できなかった「時々は新しいスマホが欲しいな」については、ドコモに残した1回線でどうにかするか、新しい時流を待ちたいと思います。

コメント (2)
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