日常使いのAndroidスマホ、SC-03EをQi(チー)化しました。
Qi(チー)とは、USBケーブルを繋がず非接点でデバイスを充電するものです。私は早くからQiには興味がありPanasonicの充電パッドQE-TM101とモバイルバッテリーを購入していたものの、AndroidスマホはなかなかQi対応のものが発売されず、充電パッドはただの物置台と化していました。
その後もしばらくQiのニュースを見張っていましたが、iPhone用のQi対応スマホカバーを目にしたり、街のスポットでQi充電サービスが始まるなど業界の頑張りはわかるのですが、肝心のAndroidスマホ用にはこれといったものが見当たらず一時期はこんなモノに手を出しかけたりしましたが半ば諦め、Qi熱も冷めかけていた今日この頃。
そんなある日、ネットニュースで見かけたこちらの製品、ついに出たかと即ポチりそうになりましたが、いやいやまずは慎重に調べ人柱報告が出てないかとさらにネット検索を進めてみたところ、国内向けGALAXY対応を謳ったものがちゃんとあるじゃないですか、こんな製品。
同じ製品が楽天市場でも売られていたのでポイントを使いポチ。
-----------------------------
日本国内版Androidスマートフォン対応 Qi(チー)ワイヤレス充電アダプタ microUSB端子使用 極薄で背面に挟むだけでワイヤレス充電可能に! GALAXY S4/S3、GALAXY NOTE2/1に最適!【全国送料無料_あす楽対応】05P02Mar14
-----------------------------
評判もそこそこ、S3αで使えたとのレビューもありましたが、相性といいますかスマホカバーを付けても充電できるか一抹の不安を抱えたままポチりました。
で、週末に届いたので早速と試してみました、SC-03EのQi化実験。
届いたパッケージはタバコサイズ、中は薄いパネルにUSBケーブルが伸びたもの。
パッケージから取り出すとこんな感じ。
この製品は、折り返したときにmicroUSBポートの向きが逆になるタイプのスマホは使えません。またLGみたいにUSBコネクターが上にあるタイプや、パッドがカメラレンズにかぶるスマホは方向に注意して下さい。
私は、元々こんな厚めのスマートフォンカバーを付けていたので、このUSB部分には凹みがありました。
そこにQiパッドを取り付けたら飛び出し部分もほぼスマホカバー内に収まりました。
早速、充電台においてみたところちゃんと充電を開始しました。
充電台の置く位置によっては多少感度が悪いようですが、いまのところスマホカバー、そして充電台の保護シートをつけたままでも問題ないようです。
スマホの充電ランプが見えるよう、逆さ向きに置いてあります。
SC-03Eのバッテリー残量が70%の状態から無接点充電してみました。
約90分で30%の充電が行われました。
この製品は500mAしか出力がないためパソコンからのUSB充電と同じスピードになります。AC電源からの高速充電とは比較になりませんが、それでも一晩放置でフル充電が可能なので日常運用では十分だと思います。
SC-03EだけにとどまらずGALAXY製品はUSBコネクタの故障が多いようなので、抜き差しすることなく置くだけ充電のQi、これは使えるんではないでしょうか。
もうしばらく評価してみたいと思います。