酒とサッカーと・・・

旨い酒とサッカーがあれば人生の大半は・・・

日田、蕎麦と温泉ドライブ(1)

2013年11月17日 | 蕎麦と温泉

土曜日は日田に行ってきました。どこか旨い蕎麦は無いかなと探すうちに日田ICから程近いところに琴平温泉を発見。「游食庭琴ひら」立ち寄り湯に併設された食事処です。

寒くなる前に紅葉を見に行きたいと考えていたところですし、インターから10分ほどの近さということで早速行ってきました。

日田といえば小国やくじゅうへの入り口にあたり、よく通る道ながらいつも通過点でしかなくしっかりと見て回ったことがありませんでした。インターから程近くにありながら山深い雰囲気のこのお店、日田バイパスと高瀬川の交差するあたり、ちょうどサッポロビール日田工場の裏手あたりに位置しアクセスがとてもいい場所にあります。


季節は紅葉まっさかり、苔むした小径を辿るとひっそりと佇む古民家が現れます。
席に案内してもらい座敷から外を観ると、高瀬川の渓流に沿って萌えるような紅葉が見事です。


蕎麦茶をすすりメニューを見ると十割そば限定10食の文字が。こりゃ頼まなければいけないでしょう。私、十割、妻は地鶏のつけ蕎麦を注文します。

十割そばは阿蘇、久木野産の蕎麦粉、他は北海道産の新そばだそうです。

待つこと10分、蕎麦が届きました。


粗挽きの蕎麦は喉越しではなく香りを楽しむタイプです。

つけ汁をちょいとつけ蕎麦をかき込むと、かみしめるたびに蕎麦の香りが鼻に抜けてゆきます。実のところ、まだまだ蕎麦がよく分かっていませんが、こうして色々なお店を食べ歩くと、そのお店独特の風味と季節の違いが楽しめて、またこの次は・・・と足を運んでしまいますね。単純な要素なのに、蕎麦粉、水、打ち方、ゆで、そして季節。たくさんの味わいが楽しめて中々奥が深いもんです。
もう少し歳をくったら自分で蕎麦を打つようになるんでしょうか。わかりませんが私は食べる方専門が性にあってるような気がします。

こちらのお店、旅館も経営されており、あと露天風呂と貸し切り風呂が併設されています。食事処は蕎麦のほか焼肉もあるようです。散策も楽しめる紅葉の季節、川沿いを散歩してから蕎麦に露天風呂、どうでしょうか。なかなか贅沢な休日だと思います。


もちろん、この後、温泉にも入りますよ。続きはこちら

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日本代表、オランダ戦で引き分け

2013年11月17日 | サッカー

久々にサッカー関連のエントリー。
2013年11月16日、ベルギーで行われた国際親善試合「日本vsオランダ」は2:2でドロー。ここんとこずっとろくなゲームが出来ていなかったんで、この日スタジアムには「批判」の横断幕が貼られる始末。


(クリックでゲキサカHP)

この試合も「オランダが相手じゃねー」という雰囲気の中、立ち上がりは日本が攻勢に出て、結構行けるんじゃない?という展開だったが、この良い雰囲気を一瞬で変えてしまったのが内田のミスだ。

(クリックでYoutube再生)

確かに難しいバウンドだったし、外側の選手も警戒しないといけないのだが、ちょうど落としどころがポストプレイのようになってしまいファン・デル・ファールトがすかさず拾ってループシュート。
前半13分に1点を失った。内田のコメントを見ても「迷った」とあるが、古い話を持ってきて悪いが彼は2010年のブラジル戦でも同じ時間帯にヘディングを外にクリアせず折り返したところを奪われ、痛い先制点を決められている。
「迷ったら」一番セーフティなプレイを選択するべきなのだが・・・。

良かった立ち上がりも失点してしまった事でなんとなくどんより感が漂う。そんな中、長友はロッベンをしつこく追い回して、だいぶ「嫌がられて」いた。身長差からちょうど長友の膝がロッベンの腰あたりに入るので、「腰が痛てーよ!」と何度も睨みつけるが長友はガシガシ当たっていた。試合前のインタビューで、対峙する「ナガトモ」に聞かれ、誰?知らないよと答えたそうなので、これでナガトモをよく覚えたことだろう。

1点差ならまだゲームは・・・という前半39分、今度はそのロッベンが魅せる。

(クリックでYoutube再生)

この日オランダがテーマに揚げていた「素早いサイドチェンジ」が展開される。右サイドでフリーになったロッベンに素早くパスが回り、縦を切りに行ったのが長友、その内側をケアしに行ったのが長谷部。
しかし、鋭い切り替えしに長谷部は着いて行けずあっさり内側をフリーにしてしまい、あとはロッベンが自由に左足を降り抜きゴール。
このロッベンを切り返しを知らぬわけではない長谷部が、簡単に縦につられてしまうとは、あまりにも不用意、不用心。


前半終了までに2失点、どちらも守備の甘さから失った点だけに、もうこれはゲームが壊れてしまうかな?と思ったところを救ったのが長谷部=大迫のラインだった。起点は吉田が中盤でカットし素早く長谷部にフィードした時点。前がかりになるオランダ陣からボールを奪いカウンター気味にゴール前まで運んで大迫がダイレクトシュート。

(クリックでYoutube再生)

吉田が中盤でカットしてからわずか2パス。キャプチャーを見ても分かるように、両サイドから日本が上がるも中央には大迫だけ、DF陣の間にあるスペースを突いた長谷部、ダイレクトでシュートを放った大迫、ゴールへの最短コースが成立したシーンだった。アシストの長谷部もホッとしたところだろう。
そうそう、民放の解説は、なぜ「吉田麻耶」「吉田麻耶」とフルネームなんだろう。代表に他の吉田が居るならまだしも「マヤ」「マヤ」とうるさい事。

この前半終了間際の1点が再び日本代表をやる気にさせた。

後半に入るとオランダは更にバックパスが増えキーパーまでが追われるシーンが続く。何度かポストを叩いたり惜しい場面はあったのだが、2点目の得点は見事なパスワーク、ダイレクトパスから本田の同点ゴールが生まれた。

(クリックでYoutube再生)

ループ、シャドウの動き、何度も同じ選手が顔出ししながらオランダDF陣の間をすり抜け、スペースに走りこんだ大迫の落としに本田が左足ダイレクト。DFの股間を抜けたボールはゴールの右端に突き刺さった。
DFにかするか当たるか考えていては打てないタイミングだが、このシーンは全てのパスがダイレクトで小気味良く回っていたので迷う事無くシュートを選択した。やはりサッカーはシュートを打たなければ入らない・・・。

この日のオランダは意図的でないにしろ、なんだか練習試合のような気持ちで入ってしまったのではないだろうか。お互いがお互いの戦術を確かめる為の練習試合、まさかマジにガンガン当たってくるとか、GKまで追い回す「勝利への執念」にいつの間にか気後れしてしまったような感じがする。
日本がそれだけ追い込まれた立場に居るとは知らなかったのか。立ち上がりすぐ相手のミスから1点奪い、そして2点目を追加、ここで「サイドチェンジ練習する?」みたいに気を抜いてしまったのだろうか。
オランダは全体的にスペースを与えすぎの上、動き出しも少なくワイドに広がって「さぁコッチへ回せ」と楽をしてしまったことで、特に後半はかき回されただけで完敗の状況になった。追加点を奪えなかった日本もこういうゲームを勝てないことに不満が残るが、これはこれで「やった日本、オランダを撃破」なんてマスコミ報道を見ずに済んだのでよしとしますか。

今日は引き分けとは言えオランダ相手に良い試合をした。また時々強豪国相手にビッグキリングを見せて「強い」と勘違いさせてしまうけど、まぁ旨いけど強くはないよね、くらいがホントのところではないだろうか。

次は11月20日(日本時間AM5:00)のベルギー戦だ。オランダ戦のように戦えるのか。次は3:4:3使うんだろうか。W杯開幕まであと7ヶ月余り、数少ない国際試合の舞台を大切に戦って欲しい。

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