酒とサッカーと・・・

旨い酒とサッカーがあれば人生の大半は・・・

頑張れ、無声庵

2013年11月04日 | 蕎麦と温泉

月に1回くらいのペースで行く「無声庵」。先週に続き2週連続で訪れました。
かれこれもう5、6年はここで蕎麦を食べていますが、さすがに2週連続は初めてかもしれません。

まだ紅葉は始まっていません。お店の前にあるモミジの木が1本だけ赤く染まっています。

いつもの板蕎麦、妻、今日は鶏天セット。

先週も思ったけど、水切りが甘い。先週は気のせいかと思ったけど今日は意識して蕎麦をめくってみたら下のほうはかなり水が残ってる状態。
うーん、どうしたんでしょ。茹で方はちょい固め、それはそれで好みなので構わないんだが、水はもう少ししっかり切ったほうがいいと思うし、以前はそんなこと無かったよなぁ。

そして全部食べ終わってから気づいた。「新そばで打っております」の掲示・・・・。全然わからんかった。確かこちらのお店は熊本のそば粉だったはずだが、それにしても「新そば」はホントだったんでしょうか。私の味覚が悪いにしろ、色合いや風味から新そばの香りは全く感じませんでした。
今年の「新そば」一号は、先月行った南小国の「美原」さん。こちらは新そばの名のとおり、うっすらとした緑が入った蕎麦で、一口すすれば僅かに蕎麦の香りが広がったもんなんですが・・・。
蕎麦はそば粉に挽いてからの時間がその香りに影響する、と言いますから、挽き立てでないとほんとの蕎麦の香りは分からない。
これはもう、その場で挽いてから蕎麦を打つ「里見庵」にでも行くしかないか。

無声庵、蕎麦はそこそこ旨い、隠れ里のようでその名前のとおり蕎麦をすする音しか聞こえないような静寂なお店、庭はきれいに手入れされていて季節の変化も楽しめる・・・そんなお店で通ってきたけれど、最近はお子様連れも増えてきてドタドタ走る回るのを放置している親を見てると「はぁああ」とため息が。
静けさを失い、混雑で入れない日もしばしば、その上、肝心の蕎麦がなぁ。取り立てて名店という訳じゃないがそれなりに美味しいと思って通ってきたんで頑張って欲しい。

さて進路を北にとり産直を目指す道中で「無料天然水汲み場」の看板発見。いつも通っているのだが全然知らなかった。
ハンドルを切り駐車場に停める。
三瀬高原ギャラリーが、その敷地内で天然水を提供してくれているそうだ。ポリタンに水を頂く。ここなら「鳥羽院の水」のように回り道しなくても行き帰りの途中で簡単に水が汲めるからこれは助かる。味は分からぬが汲むほうはな。


産直まっちゃんで野菜やみかんを買ったら、今回、いつも行く「イブスキ」から浮気して「アーノヴルストカーテ」という生ウインナーのお店を訪問。
生ウインナーというから生なのかと思ったら、生のウインナーを冷凍して販売しています。日持ちしないからでしょうね。お店ではウインナーを使ったバーガーやドッグが食べられるようです。3種ほど買ってみたので、三瀬ベルボアーズのパンに合わせてみましょう。
そうそう、ソーセージとウインナーって何が違うの?と調べてみたら、羊腸を使い太さが20mmまでのものをウインナーと呼ぶそうです。
 

あとはざーざー降り続く雨の中、細い山道を辿り「珈道庵」へ。
 

ここでは水代わりに「水出し珈琲」が出てきます。

さかずき程度の器にピスタチオ。これが美味しい。

更にわたし、いつもの自分で注ぐアイス珈琲。妻、今日のお薦めブレンド。


この寒いのにアイス?
そーなんです、メニューにある限りコイツを頼みますよ。蕎麦もいつまでもザル蕎麦。冬でも大丈夫です。

いつも季節感を感じさせる飾り付けがきれいにディスプレイされています。

これだけ雨が降っていれば空いているだろうと思いきや、産直まっちゃんもこちらも結構な賑わいですよ。しかも珈道庵の男性客は私ひとり。あと全員女性、しかもおばty、いや中年から上の女性グループばかりでした。
あの、細い山道、車で登ってくるんですよね?できればすれ違いたくありません。


さすがに山の上、既に紅葉が始まっていました。今年の暑さで紅葉は遅れているようですが、これから山はグッと色付いてくると思います。
積雪や凍結の時期にはここまで登ってくることができません。 紅葉を楽しめる期間はわずかしかないでしょう。もう一度、いや2、3度は年内訪れてみたいと思います。

無声庵もあと2、3回は食べてみて最終評価してみます。 

コメント
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