酒とサッカーと・・・

旨い酒とサッカーがあれば人生の大半は・・・

初秋のドライブ、うきは一周

2013年09月22日 | その他

土曜日は福岡県うきは市に行ってきました。
最大の目標は昼飯。 アレがむしょうに食べたくなってワシワシワシ・・とかき込むぞーっと鼻息荒く行ってまいりました。

朝倉ICを出て「うきは」を時計回りに進みます。向かうのは市内にある「土蔵」


昼飯は、吉井町にある観光案内所に隣接された「土蔵」でいただきます。

ここは地産のお米とタマゴが食べ放題の「タマゴかけご飯」のお店なのです。
日頃、家ではあまり米を食べないので、突然、むしょうにコレが食べたくなり訪れました。

到着は11:30ごろ、地元の方が一人座っているだけで空いています。早速、基本セットの「タマゴかけご飯定食」350円を頼みます。豚汁を団子の入った「だご汁」に交換すると400円。そのほか1品50円~100円ほどで惣菜がいくつか並べられています。

妻も私も基本セットで。


ご飯もお代わり自由ですが、最初からちょっとした量がどんぶりに盛られています。
繰り返しますが、タマゴもご飯もお代わり自由です。お代わりというか最初から「ダブル」で行きます。

優しくかき混ぜ、醤油をたらし、更に撹拌します・・・ゴクリ。

あせる気持ちを押さえ、白いご飯と静かに融合させたら「タマゴかけご飯」の完成です!

ワシワシワシ・・・と無言で食べ進めます。うまい!炊き立ての白いご飯に生タマゴ、シンプルでいて深い味わい、最高の取り合わせではないでしょうか!
もうご飯というより飲み物ですよ、コレは。

結局、ダブルタマゴでどんぶり2杯頂きました。10杯くらい食べたかったのですが2杯で十分です。
ただ1点、残念なのが醤油が九州醤油しか無いこと。長年慣れ親しんだ方はこれで合うのでしょうが、関西風からすると少し甘さが気になります。出来ればマイ醤油持参で行きたいですね。

さて、けだるい満腹感を抱えてドライブに移ります。カフェに寄ってももう何も口に入らない状態なので、一番遠くにある「イビサスモークレストラン」でスモークハムを買おうと向かいます。
こちらは浮羽の山中でスモーク製品を製造している人気店ですが、昨年の豪雨(平成24年7月九州北部豪雨)で大きな被害を受け、その後復旧が進みようやく最近になって再開したようです。

合所ダムを抜け国道106号を進みます。途中からウォーキングする人達が道を埋めるようになってきました。なんで?と思っていたら「JR九州ウォーキング」というイベントのようで、皆さん「つづら棚田」を目指しているようです。
まっすぐ行けばあと10分ほどで「イビサ」という地点で、右回り一方通行の交通規制になっていました。ここで、棚田もいいなぁと寄り道することに。

羊腸のごとくつづら折りの山道を登ること10分あまり、棚田が広がる集落に出ました。

彼岸花が棚田の緑と重なり美しい日本の田園風景が広がります。ほとんどの方は歩いて登っているのですが、それでもかなりの車両が山道を塞ぎ駐車スペースもほとんどありません。
邪魔にならないようウォーキングの折り返し地点を過ぎてから、路肩にちょいと寄せて写真を撮りました。他にも素晴らしい風景があったのですが目に焼き付けただけです。自分の足で歩かないと写真も撮れませんよね。みんな、三脚に一眼レフと重装備を抱えて登っていました。ご苦労様です。

さてイビサに向かおうと思ったのですが、先の分岐点から交通規制になっていて一山まるごと一方通行になっていました。
こんな道が続き、容易に戻ることができそうにありませんでしたので今回は断念しました。

そういえば、このような道を「離合困難」と表現するのですが、どうやら関西以西だけのようで東の人は聞いたことも無いという言葉だそうですね。
鈴鹿や六甲の山中には「この先離合困難につき退避場所確認」なんて看板をよく見かけるのですがね。
この道も車1台がようやく通れる幅しかなく、離合どころか単独で転落したら1週間くらい発見されないかもしれません。慎重に下りやっと市中に戻ることが出来ました。

冷や汗をかいたせいなのか、食べ過ぎたタマゴかけご飯の影響か、喉が渇いてきましたのでカフェに向かいます。水汲みを兼ねてよく行く「やまんどん」の果樹園です。
しかし、ポリタンクを持ってくるのを忘れていました。水が汲めません。やまんどんのカフェ「夢語寄家(むごよか)」もテラスまで人がびっしり待機状態で、こりゃ1時間待ちだなと諦めました。

昨秋は併設する果樹園で梨狩りをしたのですが、値段だけでいうと道の駅あたりで買うほうがお得です。またブドウならば・・と思ったのですがシーズンオフでやっていませんでした。

いったん道の駅「うきは」でアイスクリームを補給し、そのあと国道を西に走らせ田主丸へ向かいます。カフェ天然酵母のパン「花留果家」です。


濃いコーヒーを一口飲んで落ち着きました。パンを数種類購入し明日の朝食とします。コーヒー350円、パンは100円から色々と揃っていますが「クルミイチジクパン」あたりがズッシリと重く香りも良かったです。まだ食べてませんがお薦めしておきます。
ただこちらは店内にネコを飼っているのでこれがダメな人はダメでしょうね。私らは気にせずじゃらして遊んでいましたが大人しい家ネコでした。

更に車を西に走らせ「田主丸ワインの森 巨峰ワイナリー」へ到着。3年ぶりくらいでしょうか。
園内におしゃれなレストランを併設し、ブドウ畑や地下倉庫などが見学できます。もちろん店舗がありワイナリで作られたワインが購入できるおしゃれな空間です。
ただ、こちらも実は昨年の豪雨で大きな被害を受けたそうで、なんとブドウ畑の8割を失いワインの製造が止まっているようでした。


本格的なワイン用のブドウが収穫できるようになるまでまだ3年以上かかるようで、店舗で販売されているワインは「ブルベリー」などを使ったほかの果実酒やラムネ、あとは仕入れてきた外国産ワインしかありません。
唯一、今年の収穫で造られていたのが「ワインのあかちゃん」という商品でした。まだワインと呼べるものではありませんが、ほかに色々と工夫されており「負けてたまるか」というブランドも展開されていました。


大きな被害があったようですが、ワインの収穫は別にして、今のレストランや園内はきれいに片付けられています。
早く良いブドウが育ちますように。

イビサに行けず、またお目当てにしていた「巨峰ワイン」も手に入らなかったので、お土産が不十分です。
産直「耳納の里」に立ち寄り、イビサのソーセージと巨峰、あとピオーネを購入して帰りました。ブドウは二種類とも今朝食べましたがとても甘く一気に10粒ほど消費してしまいました。
イビサのソーセージと、花留果家のパン、あと先日宮崎で買ってきたワインは今晩の晩酌用です。



ここ「うきは」はアクセスもよく、おしゃれなカフェがたくさん、産直たくさん、一日では回りきれないドライブコースです。また秋が深まったら訪れてみたいと思います。


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