世間は3連休ですが私は働いてます。あ、台風18号が、関西から東に向けて直撃だったようでせっかくの3連休、レジャーの方も大幅に予定が狂ったのではないでしょうか。
さて先日の「熊本ドライブ」後半の記録になるカフェ巡りです。
通潤橋で放水を見たあと昼飯です。朝からろくに食べてなかったのでガツンと食いたい腹具合だったのですが手近なお店は通潤橋から流れてきた観光客でいっぱいです。
カフェ用にピックアップしていた1軒を昼飯に利用します。カフェというよりパン屋さんの「Bread & Cake Cipollino」。一番近かったのですぐに到着。
あまりの空腹にパンの写真を撮る間もなくがっついて食ってしまいました。
美味しかったのが「かつカレーパン」。普通のカレーパンではなく「とんかつ」が一切れ入ってボリュームがあり、更にメインのカレーも旨い。あとピザとサンドも食べたのですが「かつカレーパン」は妻から取り返してほとんど一人で食っちまいました。(一口かじったあと、写真のことを思い出したのですが止まりませんでした)
こちらで昼食を済ましすぐ近くの「円形分水」へ立ち寄ります。詳しくはリンク先URLを参照いただくとして、ここは通潤橋の上流にあたる水源を「分ける」機構になっています。
古く、水不足で争いが起きる中、田畑の面積にあわせ公平に7:3となるよう「分水」するための装置です。
右奥の、時計でいうと1時から3時方向に遮蔽版がありそこが3割、残りが7割の水に分かれ2系統の水路へ導かれていきます。円形の噴水が水平である限り、絶えず3:7に分水しているわけですね。昔の人は機能的な理由からこのような形を選択したわけですが、デザイン的にも素晴らしいものがありますね。
続いて向かったのが「ヤマGENのパン」。このあたりでは有名な天然酵母のパン屋さんのようです。
先ほど昼食を摂ったばかりなのでこちらは持ち帰り用に購入します。
もう腹はいっぱいなので落ち着いて選択する事ができます(笑)
天然酵母パンということで、シンプルで大型なものが多かったのですが、二人ではちょっと持て余すかなと思い手前にある小型のものを二種、ブルーベリーとマロンパンを購入しておきました。帰ってから食べましたがジャムがぎっしり詰まっていてこちらも美味しかったです。
もし空腹だったら写真にあるような大型のものを買っていたと思います。
パン屋さんを二軒はしごしたら、次は高千穂方面に向かい、ちょっとだけ宮崎県に越境しました。
地図、右端にある「五ヶ瀬」のワイナリーです。
足を延ばして立ち寄るか迷ったのですが、せっかく来たのならば・・・と行ってきました。
しかし想定してなかった・・・、ブドウの季節はこれからです。つまり今あるのは去年のワイン、しかも残っているのはシャルドネのやや辛口だけでしてこれを購入して早々に引き上げました。
10月から11月に入ると5種ほどの新酒が店頭に並ぶようです。これからの季節ですね。
結構、時間を使ってしまったので慌てて熊本県に戻り、高森方面を目指します。
道中もう1軒カフェに寄るつもりだったのですが、前を行く軽四を若干煽り気味に走ってる際に通り過ぎてしまいました(笑)
次回はぜひ寄ってみたいですね。(山の未来舎:やまのみるくしゃ)
高森に出たあたりで国道が渋滞。高森湧水トンネルから裏道に抜け「白川水源」の前を通り「池の川水源」を目指します。白川水源は有料なもんで、私らが水を汲むのはこちらです。
白川水源200円、池の川水源は無料ですよ。
いつもなら、水を汲んだら「柴犬」というのがデフォだったのですが、今日は妻の視線を無視してもう1軒カフェに立ち寄ります。
南阿蘇鉄道の長陽駅にある、駅ナカスイーツ「久永屋」です。
こちらのカフェは、前回訪れた駅ナカ蕎麦の「一心庵」と同様、駅の管理を引き受けながら店舗を経営しコミュニケーションの場として地域の活性化に務めています。
廃駅ではありません。現役の無人駅です。
もちろん電車が走っていますので、時刻表通りに電車が到着し人々が乗り降りします。
列車の観光客が手を振り、駅に居る観光客が手を振り返します。
お店は駅舎の中と、プラットフォームに面する屋外テラスにテーブルや椅子が用意されていました。
最近は、ミニクーパーファンの聖地でもあるようです。
中松駅の駅ナカ蕎麦はオヤジ達が通う渋い店ならば、こちら長陽駅の久永屋はおしゃれな駅ナカスイーツという感じですね。観光客、特に若い人達が集まる活気のあるお店でした。
やもすれば廃れ行くローカル路線の無人駅、このように移住した人々が駅の管理を引き受け、そして独自のお店を構えながら地域の活性化に繋げてゆく。古くも新しいコミュニティのあり方ではないでしょうか。
ぐるりと一日、なんとか日帰りで楽しめる南熊本。今回は上益城から南阿蘇にかけてのドライブで新しい発見です。
阿蘇はその山の雄大さと、どこか人をひきつける魅力に満ちた場所ですね。また時間をかけてゆっくりと回ってみたい上益城でした。
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