酒とサッカーと・・・

旨い酒とサッカーがあれば人生の大半は・・・

中盤の入れ替えより、気持ちを・・・

2010年05月24日 | サッカー
5月24日、キリンチャレンジカップ韓国戦。結果は0:2の完敗。
日本、0-2で韓国に敗れる…W杯壮行試合(読売新聞) - goo ニュース

期待された日本のMF陣は、劣勢の中、次々と交代。ベンチに引っ込んだ俊輔は両腕を組んだままうつろな瞳でフィールドを見やる。
負けてんるだから、ベンチから声を出すなり、交代選手を送り出す際には激励の一つもあってしかるべきだが、何故かベンチは全員むっつり。

中村俊輔、本田、遠藤とレギュラーを張るだろう3人が3人ともベンチに退き、まるで勝っているチームが主力を休ませたような絵になった。

森本、矢野というエマージェンシー用の布陣まで敷いたのだが大したチャンスもないまま終了のホイッスルが鳴った。

W杯に向かう日本代表、最後の国内壮行試合。観客に向かって黙ったまま挨拶する姿は壮行試合とは思えない暗さだ。(本田だけが何か吼えていたが)

負けたっていいさ、内容があれば。

だが、今日の日本は足元ばかりのボール回し。突破したり両サイドを崩す場面はほとんど無かった。一方、韓国の前へ前へと出る姿勢は素晴らしい。ゴール前に殺到する赤いユニホームはW杯本番さながらだ。
韓国代表は今の26人から23人に絞られるわけでアピールする気持ちもあろうが、それ以上に勝負にかける執着心とそれを支える体力は、日本を上回っていた。

かたや23人が既に決定した日本代表、残るイングランドとコートジボワール戦、戦うのは相手ではなく、もはや自分自身の気持ちでは無いだろうか。
コメント (1)
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