アンリの「神の手」アシスト。
この結果、フランスはアイルランドを下しW杯の出場権を得た。
騒動の中、サルコジ大統領がアイルランドの首相に謝罪したそうだが、マスコミでも、アンリ自身のモラルだとか、審判のレベルがどうたらこうたらと紙面をにぎわす事となった。
しかし、FIFAは当初から試合は確定、再試合はやらないと明言しておりフランスは多少居心地が悪くても出場権を失わずに済んだ訳である。
日本代表が地区予選を突破した時、ブログで「どんなに内容が悪くても勝点が全てだ」と書いたが、まさかW杯最後の椅子がこのように決まるとは思わなかった。
W杯のような大会では、FIFAランキングや実力以外に「運」も必要。大好きなオランダと組み合わさってしまったがぜひ「番狂わせ」を見せて欲しい。
2006ドイツ大会の時のように、事前の練習マッチではなく、勝ち点に直結する本番で実現してもらいたい。
これからの強化試合、日本中で一喜一憂が続くだろう。
親善マッチや練習試合には「勝ち点」は無い。勝ち負けより内容が大切だ。
どんなにマスコミに叩かれようが、日本お得意の「大石内蔵助」を演じておけばよいのだ。
当面の「決定力」より、トラップとパススピード、90分+α走れる体力、この3点に注目していきたい。