外苑前～リビエラ青山 ボジョレー ヌーヴォー2008 解禁！

静かに冬の訪れを告げる、ボジョレー ヌーヴォーの解禁。
一昔前のように、大騒ぎすることはなくなりましたが、お酒好きには楽しみな晩秋の風物詩です。

毎年この時期になると、「お祭りだから、飲んどくか！」と、ノリで楽しんでますが、今年は「リビエラ青山」で開かれた、「ノーベンバー フェスト 2008」というパーティーに参加してきました。

今回こちらでは、ボジョレーの帝王ジョルジュ デュブッフ氏の元でつくられた「ジョルジュ デュブッフ　ボジョレー ヌーヴォー2008」を頂きました。
赤とゴールドの華やかなラベルに彩られた、とても楽しいワインで、ボジョレー地区のすべての畑から葡萄を選りすぐってつられているそうです。
ヌーボーは、「若い」という先入観で判断しがちですが、フレッシュさの中にも、しっかりした味わい。
今回お料理を作ってくださったリビエラの鈴木シェフが、「今年のボジョレー ヌーヴォーには強いベリー香を感じる」という表現をされていましたが、確かに香りも芳醇でフルーティーなワインに仕上がっています。

このイベントでは、料理クリエーターの狐野 扶実子さんと、リビエラ青山のグランシェフ鈴木康司さんが、今年のボジョレー ヌーヴォーに合うお料理を作って下さいました。

狐野さんのお料理は、繊細で美しく、華やかなお祭りにはビッタリです。
特にソーセージとポテトのグラタンがとってもおいしくて気に入りました。
ポテトの食感が絶妙で、ワインにも合いますね。

鈴木シェフのお料理で最も感動したのが「フランス産ビゴール豚の低温ローストと焼き野菜」。
これってホントに豚肉？？と疑いたくなるやわらかさ。そして、香ばしい焼き野菜のおいしいこと！

4種類登場したパスタも、スゴイ争奪戦でした・・・。
特に「北海道うにのスパゲティーニ」は、追加されてもあっという間になくなってしまい、何度か戦いに敗れた後に、やっとこＧｅｔ。
濃厚なうにの香りとやさしいクリーミィーな味わい。とってもおいしかったです。

 

   

パンもワインのお供には欠かせません。
狐野さんの「シェーブル風味のグージェール」（左下）は、シェーブルという山羊のチーズを使った、甘くないシューのようなもの。
これがチーズの香りとモチっとした食感が良くて、ワインにピッタリ。
鈴木シェフのパン（右下）は、胚芽の風味を感じる味わい深いものでした。
かなりお料理をいただいていたのでお腹いっぱいのはずなのですが・・・パンがおいしくてたくさん食べてしまいました。

リビエラはとても良いお店ですね。
今度はゆっくりお料理を頂きに行ってみたいと思います。

  

今回は、冒頭で紹介した「ボジョレー ヌーヴォー2008」を始めとしたジョルジュ デュブッフの5種類の ヌーヴォーが用意されていました。
ロゼや白もあって、飲み比べも楽しく、けっこうたくさん飲んじゃいました。
このパーティーでいったい何本のボトルが空いたのでしょうか・・・。

興味を引かれたことがもうひとつ。
土壌の違いから大きく北と南に分かれるボジョレー地区において、主に北部地域で優れたワインが産出されるのだそうです。
その北部には、特級に相当するワインがつくられる10の村が点在していて、それぞれの個性あるワインに村の名前をそのままつけることを許されているのだとか。

こういうストーリーに弱いんですよね・・・（笑）。うーん、飲み比べてみたい！
この10村のワイン「クリュ・デュ・ボジョレー」は、それぞれ違うお花のデザインのラベルもとっても素敵。

これから、ホームパーティーなども多い季節なので、こんなワインを手土産にすると、ネタとしても面白そうです。

10村のワインに関しては、コチラで詳しく紹介されています。

普段、お酒を飲むときは、まずはビールと共にお料理をある程度いただいてからワインに移行することが多いためか、熟成感のあるものを好みがちです。
でも、一杯目からワインと共にお料理をしっかり頂く場合は、軽めの若々しいワインが良く合いますね。
今更ながら、そんな実感のあったパーティーでした。

ボジョレー ヌーヴォーの解禁を迎えると、いよいよ12月。
お酒のおいしい季節がやってきちゃいます！

■リビエラ青山
オフィシャルHP　http://www.riviera-ra.jp/
東京都港区南青山3-3-3　リビエラ南青山ビル