Tokyo Diary

~よく食べて飲んで、旅に出ます~

12/4 東北新幹線全線開業~とことん青森MAX in 表参道

2010年11月03日 | その他地域

夕暮れの明治神宮前。
ただならぬ人だかりの向こうで、光放つ物体が、その時を静かに待っていました。

表参道で2週間に渡って繰り広げられているイベント「とことん青森MAX」もクライマックス。
目玉はなんと行っても、表参道を練り歩く「ねぶた」の運行です。

青森からデッカイねぶたを持ってきて、表参道を走らせるという、なんとも大胆な試みは、沿道の人たちに、青森の誇りともてなしの心意気を感じさせる暖かなイベントとなりました。

ねぶたが動き出すまでちょっとだけ時間があったので、「ご当地グルメ屋台村」をのぞいてみました。
まずは、期間中この方が鍋番を務められていた、浪岡ホットアップルサイダー。
りんご果汁をホット専用にブレンドしていて、キュっと凝縮されたりんごだけの自然な甘み。
寒い日には、本当に温まる一杯です。

先日厚木で行われたご当地グルメの祭典・B-1グランプリでも大人気だった、「十和田バラ焼き」も来ています。
今日もタキシードにバラのネクタイの「バラ族」の方々が、エプロン姿で奮闘されていました。
牛バラ肉と大量のタマネギを甘辛いタレを絡ませて鉄板で焼くこのメニューは、ご飯にもビールにも相性バツグン。
地元では、十和田市内70店舗以上のお店で食べられるのだそうです。
バラ焼きを受け取る際に、「今度は十和田に食べにきて下さいね」と声をかけられて、キュンときてしまいました(笑)。

そして、過去にB-1で準グランプリを3度受賞した、「八戸せんべい汁」。
今回は、こちらも八戸の名物「虎鯖・棒すし」と数量限定でセット販売されています。

屋台村でこのセットを食べていたら、見知らぬ3人の人に次々と声をかけられました。
「その鯖ずし、どこで売ってるんですか?」「せんべい汁のところです」
「そんな鯖ずしありました?」「せんべい汁とセットで買えますよ」
「それ、どこの鯖ずしですか?」「せんべい汁のところだってば~っ!」・・・ってな具合に。

いやー、みんな鯖好きなんですね!

八戸で水揚げされた脂の乗った鯖を塩と酢だけで3日間かけて締められているのだそうです。
肉厚で、さっぱりとして本当においしい。
せんべい汁の絶妙アルデンテな食感も、何度食べてもイケます。

 

さぁ、お腹もいっぱいになったところで急いで表参道へ向かいます。
すでに沿道には、ものすごい人だかりができていました。

まず、やってきたのは新幹線PR隊!コレ大事!

続いて、元気に飛び跳ねる「はねと」の方々。
「ラッセラー」の掛け声が、道いっぱいに広がります。

はねとの熱気に包まれたところに、ねぶたがやってきました。
近くで見ると、本当に大きくて迫力があり、闇夜に浮かぶ光りが幻想的です。

こんなのが何台も連なる本物のねぶた祭りは、さぞかしすごいんだろうなぁと。
 

ねぶたの迫力に圧倒されたのはもちろんのこと、今回のイベントのために、地元からやってきたたくさんの人たちが盛り上げている姿に、ちょっと感動してしまいました。
表参道に集まった多くの人たちのココロにも、「いつか青森へ」という思いが刻まれたことでしょう。




とことん青森MAX 

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るるぶ青森 奥入瀬 白神山地’11 (るるぶ情報版地域)
ジェイティビィパブリッシング
 
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