Tokyo Diary

~よく食べて飲んで、旅に出ます~

勝沼~ぶどうの丘

2007年10月21日 | 

この週末、勝沼に行ってきました。
秋晴れの良い天気で、とっても気持ちのいい旅でした。

勝沼町は、2005年に周辺の市町村と合併して、現在は「甲州市」になっています。
かつては勝沼町が、合併後は甲州市がぶどうとワイン産業のシンボルとして運営する「ぶどうの丘」という施設があり、何年か前にテレビで紹介されるのを見て、行ってみたいなぁ~と思っていたのですが、今回ぶどうシーズンの終盤にギリギリ滑り込んで行って参りました。

ぶどうの丘は、勝沼産ワインが試飲できるワインカーヴ、立ち寄りで利用できる温泉施設、宿泊施設、レストラン、バーベキューハウス等があり、勝沼を訪れた人は誰もが立ち寄るであろうランドマーク的な存在になっています。

ぶどう畑に囲まれた小高い丘の上で、ここからは、甲府盆地一望で、遠くには冠雪した南アルプスの山々が見えます。


これが、まわりに広がるぶどう畑。
周辺ぐるりとこんな感じで、日本ではないみたいですね。




今日は、ぶどうの丘にあるホテルに宿泊しました。
ここは部屋数も少なく、人気が高いので、直近の週末はなかなか予約がとれません。
公共の施設ということもあって宿泊料金も安く、運転を気にせずワインカーヴで飲みまくれるという好立地
ですからね♪

ホテルの外観はこんな感じで、なかなか立派です。公共の宿とは思えない雰囲気ですよね。




お部屋の中が、これまたクラシカルないい雰囲気です。
梁を出した天井が味があっていいですね。
温泉の大浴場があるので、お部屋のお風呂は使いませんでしたが、全室に温泉が引かれています。




チェックイン後、最初に向かったのは、ぶどうの丘の名物でもある「ワインカーヴ」(地下ワイン貯蔵庫)です。
ここでは、勝沼にある各ワイナリーで生産されている約170種類のワインを試飲することができて、気に入ったワインがあれば購入することができます。
これは、「タートヴァン」という試飲容器を¥1100で購入すると、好きなだけ試飲できる、つまり飲み放題という仕組みになっており、これが大人気なんです!

タートヴァンはこれです。早速購入し、ワインカーヴに向かいました。




地下に降りてみると、皆さん飲んでます!
立ち飲みさながら、試飲を通り越して飲み屋で飲んでる風な方もいます・・。

もう、大コーフン!飲むぞ~♪


こちらは、赤コーナー。
わかりにくいですが、樽の上に乗っている瓶は開栓されていて、自由に好きなだけ飲めます。
こうして飲み比べてみると、ワインって個性があるもんですね~。
普段、国産のワインってあまり頂く機会がないですが、深くておいしいものも多数ありました。
ほとんどジュースの甘いものもけっこうありましたが。




こちらは白コーナー。
当然ながら、回し飲み厳禁!ひとりひとつずつタートヴァンを購入しましょう♪
面白かったのが、注意書きの中に「おつまみ持ち込み禁止」って書いてあったこと(笑)。
うん、持ち込みたくなる気持ちはわかりますが・・・。



覚えてませんが、ちょっとずつ、かなりの種類飲んだと思います。
けっこう酔っ払っていたので(笑) 

知らない地元のワイナリーの銘柄でおいしいワインを見つけると、ちょっと宝物見つけた気分になりますね♪


ワインカーヴを堪能して外に出ると、きれいな夕日が南アルプスに沈むところでした。
コスモスもキレイです!




そして、夕食前に温泉です。
ここには、「天空の湯」という立ち寄りの温泉施設があり、ぶどうの丘の宿泊者は何度でも無料で利用することができます。
夕食前・後・翌朝、と計3回入りました。この温泉がまたいいんです!




露天風呂からの眺めです。
甲府盆地一望!
「天空の湯」の名がふさわしい絶景です。
これは夕暮れ時ですが、完全に日が暮れると美しい夜景が広がります。
お湯はちょっとヌルっとした感触で、とってもいい温泉でした。





そして、夕食は敷地内にあるレストランで、ワインの絞り粕をえさにして育った「甲州ワインビーフ」のステーキをいただきました。
とってもやわらかくて、おいしかったです♪
ここでも、勝沼ワイン各種をいただけますが、銘柄選びはワインカーヴでの試飲の結果が生かされる場となりました。




「ぶどうの丘」は、期待通り素敵なところでした。
地域の産業を観光資源として生かし、還元する、良いアイディアですね。
歴史ある日本一のワインの町という自負も感じつつ、それに甘んじずに新しさを追求する軽やかさとセンスを感じます。

ぶどうの丘HPはコチラです。

そして翌日は、ワイナリー見学、ぶどう狩りです。
後編へと続きます♪

山梨勝沼・富士五湖・清里 2009 (マップルマガジン 甲信越 1)

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2 コメント

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Unknown (fext)
2007-10-22 15:01:52
はじめまして、のむのむさんからやって来ました。
「甲州ワインビーフ」とってもやわらかくて、おいしそうですね。
家畜にアルコールを飲まして肉を柔らかくする遣り方もありますが、ワインの絞り粕をえさにすれば無駄が無くて良いですね。
今が旬のぶどうも美味しそうです。
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★fextさん (romy)
2007-10-24 08:55:32
fextさん、はじめまして♪
ご訪問&コメントありがとうございます。
ワインビーフ、おいしかったですよ~。
ワインの絞り粕をえさに活用するとは、さすがワインの町の成せる技ですよね。

fextさんのブログにも遊びに行かせていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします♪
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